見出し画像

餡包子の今まで



9/28 餡包子はエミュリボン、そして歌や踊ること、餡包子としての活動を卒業致しました。


ちょっと人生振り返るのもありだと思って書いてみます。

暗い話苦手な方は読むのをやめよう🤔



私は3歳、物心ついた時からアイドルが大好きで20歳の今までずーっとアイドルが私の生きる種でした。

元々人とまともにお話が出来るような子でもなく、自分にコンプレックスしかなくて、人生やめたいと思ったことがほとんどで。(中学まで学校で人間と会話することが業務内容以外なかった)そんな矢先アイドルがきっかけで話すようになった友人の一声のお陰で人生このままでいいのか?と自分自身も変わっていき、


次第にアイドルになりたいという夢をもつように。


まずは社会を生きていく上で苦手な男性とお話できるようにならなくては…と16歳の頃にメイド喫茶で働き始めました。

そこからアイドルオーディションを受けてみるもダメで、諦めかけた時。れいにーがラインでエミュリボンオープニングキャスト募集のツイートを私に送ってくれました。

正直、アイドルになりたいといいつつもこんな自分がアイドルカフェで働いて大丈夫かな?また自分を嫌いにならないかな。と沢山不安で不安で悩んだけど

ここに落ちたらアイドルの夢を諦めもう一つ(こんなこと言ってはあれだけど現実的な)夢であったファッションの道、服飾専門学校に集中しようと決意し、応募したらすぐ面接の連絡がきて採用。

そこからは嬉しくも、苦しいことがほとんどだったように思えます。ステージ経験ない上にオープニングということもあり全てが手探り、当時のPAさんにはステージのダメ出しの嵐、正直キャストさんともあまり馴染めず、こういった話を相談する相手もいなく私はどうしていこう…と思っていました。


何をしていいかわからなかったけど、とりあえずステージを頑張れば見ている人には何か伝わるんじゃないか。その一心で朝からコンビニで天然水2リットル買ってエミュに来て練習を頑張って…

そうしていく内にお客さんから「ステージよくなったね!」とか私の個性をどんどんみつけて下さり…徐々にステージを「楽しい」という気持ちででれるようになりました。

また外部ライブにでるようになってからは、「自分だけ」の気持ちではなくグループとして、仲間として団結していかねばならないことも学びました。

私は決して仕事ができるような人間でもなく、エミュでも何年も働いているのに間違えるし昔から他のバイト先の人には「信用をなくすよ」「期待されなくなるよ」と言われるくらいうまくいかない不器用な人間だけど

ステージだけは「餡包子のライブや煽りは信用できる!」「期待してる!」と言って下さる方がいっぱいで…初めて自分自身を認められたような気がして。めちゃくちゃに嬉しかった。

3年働くと、エミュリボン全体ではなく個人個人のお客様とも思い出が沢山増えていって…もう来なくなってしまったお客さんも思い返してしまうくらい。一人一人が濃くてあたたかい。

みんなが辛い時、疲れた時、エミュリボンに来るように私も辛い時、疲れた時沢山皆様の声や笑顔に救われてたよ!


そして3年働き「将来の自分」を自分が出来る範囲で、具体的に考えれるようになりました。

踏み込む話をすると…私はライブが大好きです。アイドルも。今も変わらず。きっとこの道を極めこむこともできたかもしれない。だけども、私は0か100どちらかを極めることしかできない人間でファッションの道を捨てきれなかった。

そして私は「アイドルになるため」エミュリボンに入ったから今ファッションの道を決断した人間がステージに立ち続けることは考えられない、卒業した意味とは…?となるのと就職のこともあり卒業を決意しました。

OGとしてステージに立たない理由もそういう経緯だけど、あくまでヲタクとしてもやっぱりOGの人がまた立ってくれる嬉しさとか(私でいうダブルユー復帰とかめちゃくちゃ嬉しいし推してる身として)本当に有難いことだから大賛成だけど、自分がキャストとして気持ちが分けれないだけで…OG否定はしていないです。


私がこの場で働いていた意味、ずっとまとまりきれなかったけど卒業して気づいたのは社会としても人間としても成長しながら夢と自分を結ぶ場であったと実感できました。

エミュリボンは私にとって仕事場であり、ハローワークであり、学校であり、友達であり、遊び場でもあり、本当の自分をだせる、家族でもあるような不思議な場所。

エミュリボンで働いたからこそ、色んな対応やアドリブ、ステージ演出や生誕祭などの企画を考えることで企画力も上がり学校でも「誰も考えつかないようなこと考えるし向いてる!」とも言ってもらえるようになり、自分の本当の「すき」を見つけることが出来ました。他にもいっぱい。


みんなには感謝でいーっぱいです。もっと仕事先でどうだった〜とかあの現場が…とか、推しがかわいい…とかそんな話を聞いていたかったし卒業式のライブも思い出すとまだあの空間にいたかった…


なんて寂しさや甘えがでてしまうけど、私が次に進むには旅立たないと。


因みに私が今考えているのは某雑誌のお仕事をしたいです。もちろん、一つだけでは上手くいくかわからないから視野を広げて他社や企画のお仕事も考えていこうと思います。よく服作らないの?と言われますが、苦手なの(T_T)(笑)!

元々プロデュース、事業をしていく総合職を担う学科だからクリエイターとはまた違う…ちゃんとファッションには基づいています!(笑)


画像1


愛しいなあ


ま!餡包子としての活動はもうしませんが、ヲタクは継続していきますので…

とりあえずT3(照明前の席を…)に座らなきゃ

みんなの推し現場も共有して欲しいし私もたくさんたくさん共有していきたいので!

今後とも宜しくお願い致します!

(まだな人は私の固定ツイートみてね♡)


改めて、餡包子卒業式にお越し下さった皆様、現場被りやお仕事で行けなかった皆様、一目でも餡包子をみて下さったことがある皆様、キャストさん、PAさん、キッチンさん、共演させて頂いたアイドルさん、アーティストさん

本当に本当に3年間ありがとうございました!


また現場でね!


餡包子