自由な猫になりたかったのかもしれないし、マイペースでお散歩好きな猫なのかもしれない、ただの猫背かもしれないけど。でも本当は、正体不明の鯨に「なぁんだ、僕と同じじゃないか」だなんて。泡になって消えてしまう僕の声は、誰かに届くことはあるんだろうか。

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