ラストスパート


鼻炎に悩まされた、日本駐在…。
あっという間の数週間の日々でした。
自分はやっぱり、日本で生まれ、この土地で成長し続けていくのだと、
痛感しました。

帰ってくる場所があって、
待ってくれてる友達がいて、
なんだかんだ付き合いの悪い自分をかまってくれる仲間がいて、
そして、日本で自分の無茶を支えてくれている人々の存在があって、

自分がこうしてカンボジアで様々な挑戦を続けられているんだと。

あっ、察してください…今日、結構カッコいい言葉で綴ります。

去年の9月にカンボジアに渡り、
無茶と言われた計画がなんとか形になり、
カンボジアの二拠点でそれぞれの地域のカンボジア人のスタッフたちが、
子どもたちに、映画上映を行い、
日々、笑顔と非日常の時間、空間を生み出しています。

まさか、自分の一年間の駐在で、
カンボジア人スタッフたちが自主的に動き、
活動が進む時代がくるとは正直想像していませんでした。

矛盾はするけど、9月の出国前に、
この計画を失敗させることだけはあってはならないと、
肝に銘じて旅立ったことは今でも鮮明に覚えています。

そして、約9ヶ月が経過し、
こうして長期で日本に帰ってこれるようになりました。

それでもまだまだ、この活動自体はようやく、
途に立った段階だと思っています。

日本に帰国し、映画を上映すること、
つまり活動自体を考え直しながら、
メンバーと話し合う時間を作れました。

自分が思っていた活動の意義以上のものが、この活動にはある。

そのためには、途に立ったカンボジアでの活動を、
もう一段階上へ押し上げる必要があると痛切に感じています。

子どもには、変えられる環境と変えられない環境がある。
生まれた場所や家族、生活する環境は変えられないかもしれない。

でも、制限のある環境でも彼らの未来の環境は、
無限に変えられる可能性があると思います。

貧しい環境で生まれた子どもが、
今では、、、

世界を代表するサッカー選手であったり、

歌手であったり、

実業家であったり。

大きな変化だけではなく、地域を代表する存在になったり。

映画は、子どもたちに、変えられる環境つまり未来を、
彼ら自身で作っていくきっかけ、そしてその過程で、
背中を押す力が十二分にあると思っています。

今は、カンボジア人スタッフたちが、
毎回違う地域へ行き映画を上映している段階。

でも、ここに定期的に上映を行える環境ができたら、
さらに、新しい価値をカンボジアの子どもたちに届けられるかもしれない。

それ以外にも、様々なアイディアが、
活動の最大化や子どもたちのために出てきました。

たった、12週間でも、
できる限りPDCAサイクルを全力で回して、形にしていきます。
出来ることは、とにかく本気で。

そして、個人的には肉体改造と時間を制する努力をしたいと考えています。

次の本帰国の時に、
またパワーアップしたフライパンをお披露目できるように、
明日からまた再スタートします。

これからもどうぞ、
バカでアホで、無鉄砲な自分をよろしくお願いいたします。

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