【検証】ドアの隙間から覗かれた場合、最も恐怖を感じる隙間の幅は何センチなのか。
（※注 【検証】と表記してありますが、非常にゆるい方法で、かつ、思いっきり書き手の主観によって結論を出しております。そのため、この記事の内容が誰か、もしくは何かの役に立つものだとはあまり思えないのですが、もし、「ちょっと興味あるな」という方がいらっしゃいましたら以下の本文をお読みくださいませ。）
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もし、誰かが見ていたら――――。
少しだけ開いた状態のドアや襖が気になって気になって仕方がない。隙間からこちらを見ている人間なんて誰一人としていないはずなのに、「次にあの隙間を見たときに何か得体の知れないものがこちらを見ていたらどうしよう」と、不安になってなかなかドアから目が離せない。もしかしたらそれは自意識過剰と呼ばれるものなのかもしれないけれど、何にせよ自分は昔からドアの隙間が大大大の苦手でございまして、隙間とともに生きるなんて考えられないし（あと冷暖房の季節は電気代にも影響するし、冬だったら入り込んでくる風が地味に寒いし）一度ドアの隙間を見てしまったら最後、放置なんて不可能で、毎回毎回小走りで閉めに行っていたんです。
そしてある日、心の安寧を保てる密室の中で、ある一つの疑問が思い浮かびました。
実際に誰かから覗かれた場合、隙間の幅によって恐怖の度合いは変わるのだろうか……？
そこで今回、「ドアの隙間から覗かれた場合に最も恐怖を感じる隙間の幅は一体何センチなんだ？」という問いの答えを自分なりに求めてみました。恐怖の度合いは思いっきり主観ですが、記録者から見て向こう側に押すタイプのドアと、引き戸（スライドドア）の2パターンで記録しましたので、それぞれの結果をこちらに記します。
◎事前準備
・定規
・メジャー
・バインダー（記録用）
・ルーズリーフ（記録用）
・ペン（記録用）
・記録中ずっと無表情を貫ける協力者一名（今回は覗き役として同居人K氏にご協力いただきました。当初は「薄ら笑い」の予定でしたが、協議の末、覗き役の表情は「無表情」に決定しました。）
それでは、ドア・引き戸で調べたそれぞれの経緯・結果は次の通りです。↓
1.ドア
※ドアから記録係までの距離130ｃｍ
（隙間の幅）
1ｃｍ 隙間があること自体は気になるけど、まだそこまで怖くない。（隙間が狭くて覗かれていることが分からない。）
1.5ｃｍ うーん。気になるのは気になるけどまだマシかな。ちょっとだけ「やだな」って思うくらい。
2ｃｍ え。こわ…。ちょうど、こっちを覗いている片目が全部見える幅。これは怖い。ゾクッときた。
3ｃｍ 若干怖い…けど、まだ気持ちの余裕はある。
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（どうも2ｃｍから3ｃｍの間に答えがありそうだ。）
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2.5ｃｍ まあまあ怖いけど、どこかマイルドさを感じる優しい恐さ。
2.5ｃｍの記録が終わり、次に2ｃｍから2.5ｃｍの間で最も怖い幅を調べようとしましたが、定規で隙間の幅を測った直後にドアがゆらゆらと動き始めてしまい、ここにきてまさかの苦戦。
そこで協力者Ｋ氏に、隙間幅を測ったらドアが動かないよう手で持ってもらってその状態で無表情で覗いてもらえるかどうかを確認しました。しかし、Ｋ氏より「ドアを手で固定して覗いている覗き者にはリアルさを感じない」という意見が出たため、協議の末、ドアに関してはいったんここで結論を出すことになりました。
それがこちらです。↓
結論：ドアの場合、隙間2ｃｍ前後で覗かれたときが最も怖い。
続いて、引き戸バージョンです。↓
2.引き戸（スライドドア）
※引き戸から記録係までの距離170ｃｍ
（※最初はドアと同じように距離130ｃｍで記録していましたが、途中で「引き戸の場合は記録係までもっと距離があるほうがリアリティあるんじゃないか？」という気がしてきたため、協議の末、距離を170ｃｍに変更してやり直しました。）
1ｃｍ 隙間があることに対して少しだけ「やだな」って思うけど、怖くはない。（隙間が狭くて覗かれていることが分からない。）
2ｃｍ 怖い。これは怖い。
3ｃｍ 怖い…気がする。たぶん。怖くないわけじゃないよ。
4ｃｍ だいぶマイルドになってきたけど、まだかろうじて怖い。
5ｃｍ 怖くない。こんにちは～って感じ。
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（どうも2ｃｍから3ｃｍの間に答えがありそうだ。）
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2.5ｃｍ ああ～、怖い怖い怖い。これは怖いわ。
2.4ｃｍ ああ～、これも怖いね。
2.3ｃｍ うん。怖い。
2.2ｃｍ そうだね。まだまだ怖いね。
2.1ｃｍ もー、怖いって！ ホント怖い。
2.6ｃｍ あー、まあ、怖いのは怖いけどまだマシかな。（慣れてきた？）
2.7ｃｍ うーん。あんまり怖くないかも…。
結論：引き戸の場合、隙間2ｃｍ～2.5ｃｍで覗かれたときが最も怖い。
◎まとめ
二種類のドアのどちらともに共通しているのが、隙間二センチあたりが怖いということでした。おそらくですが、覗いている目がちょうど入るくらいの幅が最も怖く感じるのではないかという気がします。
以上です。
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