岡田斗司夫帝国の興亡

ああ、テレキャスターストライプ。
ながら書きするものでもないな。

私は、岡田斗司夫になりたかった。
あんな感じで語れるようになりたかった。
スマートノートを始めて3年。
方法論を勉強するようになって、3年。

なんだか、今ならカイロ・レンの気持ちが分かる。
たぶん、私がカイロ・レンだとしたら、
岡田斗司夫ってダース・ヴェイダーなんだろ。
何かになりたいなら、形から模倣する。
やっていることを一つひとつ盗んでいく。
私こそ、岡田斗司夫の後継者だと、自認してやまなかったのに…ね。
切り抜きを許可してしまった。
これは何を意味するのか。
答えは単純。
岡田斗司夫2世を探して来て、育てるのではなく、
有力な切り抜き主による影響力維持を図る…。
何年か後に岡田斗司夫が亡くなったとしても、
切り抜きによって新規層を獲得し続ける。
上手い手だわ。
新規層にとっては、あるいは内容によっては、
どんな切り抜きであろうと、新作たりえる。
実態は過去動画の再利用でしかないのに。

それは、「同業者」にとっては残酷な事態。
何1つ勝てる要素がないのだから。
知名度も影響力も。
コンテンツで差が付きにくいし。
だとすると、なおさら…。
おそらく、「同業者」は淘汰される運命にある。
ジブリのトリビアを語るチャンネルも含めて。

この状況が何となく、分割統治に移行する帝国
のように見える。
皇帝はもちろん岡田斗司夫。
住民は、Youtubeチャンネル登録者、80万人。
有力な諸侯は。切り抜き主。
皇帝亡きあとは、有力な諸侯による分割統治を…。
帝国の安定期に入ってしまったのかもしれない。
絶対的なカリスマ亡きあとも、帝国が維持できるくらいに。

さて、どうする?
私は、例えるなら「岡田斗司夫帝国」に隣接する小国の王様。帝国に対し反抗する体力は無い。
ならば、新たな諸侯になるのもあり。
つまり、切り抜き主になるのも悪くない。
いや、これは悪手。
新規参入の余地がない、から。
切り抜きはその性質上、参入が早ければ早いほど
有利。今や切り抜きは飽和状態。
遅すぎるにもほどがある、というもの。

なら、どうする?
帝国のアキレス腱は何処に。

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