DJイベント、主催してみた。

はじめまして。もしくはお久しぶりです。

札幌やインターネットを拠点にkawaii musicやVtuber楽曲を中心にDJしていますhide(ひで)といいます。

現在、

VTuber楽曲オンリー配信中心DJイベント #V推し

札幌の大学生DJでやっているオールジャンルDJイベント #しのっちゃ

Miku no Pops, Vocaloid electro, kawaii music中心ボカロDJイベント #ミクノポロップ

の主催をしています。

色々DJイベントをオーガナイザーしてしまったので、何を考えて主催しているか、俺なりの考えを書こうかなって思います。割と我流なので怪しいところもあるかもしれませんが、少しでもこれからオーガナイザーするか~と考えてるオタクとかの参考になってくれたらありがたいです。

本記事は

に寄稿いたしました。

私の記事以外にも、面白い記事書いてる人がたくさんいますのでぜひ読んでみてほしいと思います。

1.なぜイベントを主催するのか。

この答えは簡潔で、『近くに自分が欲しいイベントがないから』だと思います。

近くに自分がこれだ!!と思うイベントがあれば遊びにいけばいいし、そこの主催の人と仲良くなればいいんですけど、ないとどうしようもないです。

ここからは、#ミクノポロップ の第一回を主催したときの経験をもとに書こうと思います。このイベントを作ったのは、

・ボカロDJイベントは既に存在しているが、ボカロエレクトロにフューチャーしたイベントがない
・ボカクラながら、もう少し幅広く色々かかるボカクラが欲しい
・普段ボカクラ行かない人でも、ダンスミュージックが好きな人に行きやすいクラブが欲しい

この三つの思いから作ったというのがあります。

2.イベントによっては共同主催欲しいよね。

#ミクノポロップ の場合、まず僕がしたのは共同主催を作ることでした。

僕自身が当時まだまだ(今もかな)ボカクラに遊びに行く層にめっちゃ知られているということがなかったので、その層に知られている人をもう一人主催に据えたかったというわけです。

そこで、#北大ボカロDJ の現主催のリムくんを共同主催にしました。

もし、これを読んでいる人が主催一人だけなのはちょっと……と思うなら共同主催じゃなくても運営に協力してくれる人を作っておくいいかもしれません。

ただ、あまり人数が多いと何かで揉めたり、トラブルが発生したときに困ることもあるかもしれないので多くて4人がいいかなと個人的には思います。

3.日程と場所を決める

日程は、本当は土曜がよかったのですがしばらく空いてなかったので、仕事終わりで来やすいかなと思った金曜夜に設定しました。

場所はあまりこだわりなく、いつもお世話になっており連絡もとりやすいCLUB ANiMAさんにしました。

ただ来てほしい人数とその箱のキャパはちゃんと見ておいた方がいいでしょう。今回は、金曜夜でかなり尖った新規イベントだったので10人程度だろうという想定だったのでCLUB ANiMAさんで大丈夫という結果になりました。

4.一番大事かも。演者決定

お客さんが一番何を判断基準にして遊びに来てくれるかというと演者さんだと思います。なので、ゲストは慎重に決めたいところです。

個人的に一番大事にしているのは、

身内だけにならない

ということです。

これにこだわる理由は、身内だけだと来る人も身内になりがちであり、その中で面白いプレイや新たな発見というのは生まれづらい(と私的に思っている)からです。

例えば、第一回 #ミクノポロップ ではボカクラでは普段見ない エスカラーチェさんを呼びました。

これは、音ゲーとかハードコア系のクラブに遊びに来る人を少し狙った選定だったりします。

もっと顕著なのは今回第2回 #ミクノポロップ のゲスト。

ボカロPであるkeiseiさんはもちろんながら、東京から今勢いあるD-HC(へるし~)君と、旭川から札幌kawaii代表さんを呼んだ点です。

他地方からのゲストというのは、その地方にないものを持っていると思いますし、呼べるなら呼んでおきたいなと思っています。

もちろん、出演料等の交渉も忘れずに。できれば出してあげましょう。

5.フライヤーの作成

なんでも第一印象は大事です。

なので、フライヤーにもこだわりましょう。ボカクラなのでミクの絵は欲しいですよね。今回は、#北大ボカロDJ さんにお願いしてもらってそのメンバーの中で絵が描ける人に依頼しました。

ミクの絵

⤴こんな感じに描いてくれました!

絵ができると本当にやるんやな!というモチベにもつながりますし、絵が描ける人に依頼してみるといいでしょう。ここにはお金かけてもいいと思います。

また、vol.1ではプロフィールカードも作成してTwitterに徐々に公開していきました。これは、やるやらないは自由でいいと思うんですけどやってあげた方が初めて見る顔の人だとよかったりすると思います。

画像2

6.TT決め

最後はTT決めですね。

個人的にはこれはあまり重要ではないと思っています。ただ、運営陣もDJするならその人たちをOPENか最後におく、そうじゃなければ信頼のおける人をそこに持っていくといいと思います。

OPENと最後って大事ですからね。

TTができたら、演者さんに必ず確認とりましょう。

7.当日の流れ

当日は1時間前くらいから音出しできるようにしておきましょう。

音出しの順番は慣れてない人から先に済ますのが大事です。トラブルが起きたらしっかり対応しましょう。(昔、その辺であたふたして開始時間がずれこむということをしてしまいました……。気を付けようね!)

終わればイベントスタート!一番大事なのは、自分自身が楽しむこと!!

自分のお金で開いたイベントなんだから、楽しまないと損ですよ!の精神でいきましょう。

お酒などは、イベントを加速させる起爆剤だと思うので、DJのいいプレイを見たら入れれるときは入れてあげましょう。

お酒無理だなあ~と思ったら、マイクだけでもいい!少しでも盛り上げてあげましょう。

8.お金の話とか

vol.1のときは、箱代含めて約3万程度でした。

大体、25人くれば赤字にはならない計算ですが、大事なのは黒字を出すことはあまり考えないこと!

もちろん、黒字に越したことはないですし、それだけの努力はするのですが、あかんかったときはもうそのときなので潔くお支払いしましょう。そこでケチってやらない方がもったいないと思っています。

なので、イベントまでにちゃんとお金はそこそこ用意しておきましょう。

ちなみに、vol.1では10人程度の想定でしたが、最終的に16人入っていてくれました!思いがけず東京から遊びに来てくれた人もいてとても嬉しかったですね。

9.最後に

今回は単発的なイベントを想定してnote書きましたが、毎月など定期的にやるイベントだとまた違ってきますし、運営の仕方はそれぞれ考えがあると思います。

でも、一番大事なのは

・来てくれたお客さんが楽しめるパーティメイク

・ゲストの演者さんに失礼なことをしない

の二つだと思います。

実はオンラインからDJをスタートしてかれこれ1年程度経ちましたがどういうわけか、主催イベントを3つも持つことになってしまいました。どうしてですかね?

今回、このnoteを書いたのはそんな自分に初心忘れるべからずの自戒の意味も込めて書きました。これからも、今までにない楽しいパーティ作れたらな~~と思っているので、よろしくお願いいたします。


ちなみに、今回ご紹介した #ミクノポロップ ですがすでにvol.2の日程・演者決定しております。

少し書いた通り、東京からD-HC君、旭川から札幌kawaii代表さん、CLUB ANiMAの店長で、#ボカロニクス レギュラーのこおちゃさんなど個性的なメンバー迎えました!

なんといっても、一番はSP Guestとしてマジカルミライ2017 楽曲コンテスト優勝曲『Singularity』の製作者であるkeiseiさんをおよびしました!

札幌に来てくださる機会なんて早々ないと思うんで、クラブ初めて!という人もぜひ奮って来てほしいな!!

お願いします!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?