仕事をより効率的にこなす方法
そんなものはない。
押し付けがましい「方法論」
ビジネス書コーナーを歩き回っていたら、やれ「〇〇な僕の仕事術」だとか、「〇〇は△△しなさい!」みたいな色んなタイトルが目についた。そしてふと思った、わたしは他人や本から指示されて自分の仕事のやり方を決めていないなと。
そう、ちょうど今朝も言われたんだ。「普段タスク管理ってどうやっていますか」って。ちなみにわたしは仕事のタスク管理はチェックリストを作って、終わったらチェックをつける以外の管理はしないことにしている。期日とかがあるならGoogle Calendarに登録してチェックリストの中には書かない。そしてチェックリストは長期運用はしないですぐ捨てる。もとより自分以外にみる人がいないのでサイクルが早くても問題ないのだ。
もちろんチームや上司とコミュニケーションするときはこれでは不足だったり手間だったりするので別のものを使う。しかし、自分しか見ないものをわざわざ人に指示される筋合いも。他の人のやり方をわざわざ知ろうとする意識もない。雑にやっとけばいいのだ。
ちなみにプライベートではTodoistを使っているが、これもその人が好きなものを使えばいいと思う。
How じゃなくて Why
自分だけでXをする/しないの意思決定をするならばやることは簡単である。まず、物事はやりたいこととやりたくないことに2分される。そしてやりたいことは特に工夫しなくてもできるのでやればよい。問題はやりたくないことである。やりたくないことは、
・やりたいことへ昇格させるまたはやらざるを得なくなるよう工夫する
・やらない
の2択だ。要するに選択肢としては「工夫してやる」か「やらないか」なのである。この意思決定をするには、だから「なぜやるのか」が重要だ。その「なぜ」に説得力がないならやらなければいい。シンプルだ。逆になぜやるのかが決まればどのようにやるのかは自ずと決まる。自分をコントロールすればいい。
How To
もうこれで言いたいことは終わりなんだけど、ふと思ったけど昔からHowにこだわる人一定数いたな。もしかしたら、大人だけじゃないのかもしれない。
「ノートってどうとるべき?」とか、「どんな問題集を解くべきでしょう」みたいな質問が受験生から飛び出す気がするし、そんなことをわたしも考えていた気がする。
でも結局そういうHowについては、その人次第というか好きなようにやればいいと思うんだよな。わたしは電車通学だったので英単語を覚えるのに単語カードを採用していたけど、書かないとスペル覚えられないという知り合いもいたし、自転車だから音で聴いたほうがって人も居た。その人の状況、性格、趣味、得意なこと苦手なこと、その他もろもろによって実はHowって総合的に判断されるべきなんだよな。
仕事を効率よくこなす方法があるというなら、それは多分他人の本とか話とかじゃなくて、自分に聞いてみるのが一番早いし確実なんじゃないかなぁと思う。
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