今問題になっている蝗害とは?
こんにちは!Syoです!もう三月上旬なのに春の気分です♪
今回は今中東、アフリカで問題になっている蝗害🦗について説明していきたいと思います。読み終わる頃にはバッタの怖さが100倍ましになります!
ではいきましょう。
◎そもそも蝗害って何?
蝗害とは、バッタ類による農作物の被害のことです。
日本でも、イナゴによる農作物被害があります。
海外でも、旧約聖書に書かれてるほど蝗害は昔からあったようです。
ここで注意が一点 海外で蝗害を引き起こすのはイナゴではなくバッタです。
◎海外で蝗害を引き起こすバッタ
サバクトビバッタと言います。
全長 オス 3-4cm メス 5-6cm
とそこまで大きくはありません。
そして、このバッタの凄いところは環境によって2種類に区別出来ます。
・孤独相 ・群生相
です。常に被害を起こすのは群生相です。
この群生相は非常に生きるために進化しており
・1日に150km移動
・自分と同じ体重の餌を食べる
・繁殖力が高く1年で2-5回世代交代する etc
・すごい時には億単位で行動
バッタを舐めたらいかんですね。
◎現在の蝗害の被害状況
◉被害範囲
東アフリカから中東アジアにかけて今劇的にバッタの群れが増加していて被害を受けているみたいです。また中国にもくる危険性があるみたいです。
◉被害状況
・バッタにより1日で100万人分の食料損失
・4000億匹のバッタの大群が移動中
ちなみに2003ー2005年にも蝗害がおきており、
被害額は2681億円です。バッタが起こした被害ですよ!?虫も大群になれば恐ろしいですね...
◎なんでこんなにバッタが増えた?
時系列で表すと
アラビア半島でバッタ発生地近くで内戦
↓
バッタ発生地である場所に行き駆除するのが困難
↓
バッタが大量発生
ソマリア&エチオピアで洪水
↓
植物が枯れにくくなりバッタが死なない
↓
バッタの大量発生
この二つの大量発生によりバッタがおびただしい
量にまで発生したらしいです。被害国地域ではバッタによる対処により紛争を一時休戦したところまであるそうです。
◎今後の被害
4000億匹のサバクトビバッタの大群、6月までには400倍に増える
と予想されています。計算すると
16兆匹の大群が
1日4億人分の農作物を食べながら
大移動することになります。
もはや架空の出来事に思えて来ますね...
そして、食料に困った遊牧民や住民が他の地域に
移動すると...戦争になる可能性もあります。
◎日本による被害は?
日本に来るには海を移動してこないと行けないので
バッタの大群が来るのはほとんどないと思います。
しかし、経済的にはダメージが来ると思っています。
もし中国にバッタの大群が来た場合
コロナ+バッタの大群による被害
で経済的に致命的大ダメージを受けることになります。
中国は世界経済を支える国でもあり、その中国の経済が悪くなれば、日本も経済的にダメージを受ける事になります。他人事と笑っていられる場合ではないみたいです。
◎まとめ
たかがバッタと思っていても大群となれば世界を動かす影響力を持つ。まさに ちりも積もれば山となる に近い物を感じますね。バッタ怖い...。国際連合食糧農業機関(FAO)は現在バッタ対策による資金援助を要請しているみたいなので、もし募金できるなら募金したいですね。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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