稀勢の里引退で思うこと
横綱の重圧に負けた稀勢の里。そのプレッシャーは我々の想像もつかないほどだったろう。
彼は一生懸命、横綱の重圧に耐えながら努力を重ねたと思う。世間の期待に応えるべく無理を重ねた結果、身体を壊し、結果、横綱としての責務を果たすことが叶わずの引退劇。
ネットでは無理に日本人横綱にしたのがまずかったという意見があるが、日本人横綱への過剰な期待がダメだったのだろう。横綱だからこうあるべしというのは、本人にとって苦痛以外の何者でもないはず。
過剰なまでの期待は、横綱は神の依り代というような神事としての相撲の名残りからくるものなのだろうか?
稀勢の里は、やりきったので悔いはないという発言をしていたが、悔いがないのでなく、いまはその重圧からの解放されてホッとしているのではと思う。
報道を見て思うことはありますが、とにかくお疲れ様でした。
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