「残り香」解説

先日投稿した、自己紹介アンケートのなかで、自分の作品の中で好きな作品を、3作品挙げるというのがありました。
自分の過去の投稿を、順番に繰ったのですが、大好きなこの作品が、見つかりません。
今までに、ぼくが書いた作品全てをnoteに投稿したつもりでしたが、漏れていたようです。

作品のなかの季節は、金木犀のころなので、秋口でしょうか。そのころまで待ってから投稿しようか、とも思ったのですが、先日の、大阪でのnoteミートアップのあと、ちょうどこの作品の舞台になりそうな、昭和古民家のカフェでお茶したこともあり、このタイミングで投稿することにしました。(お庭に金木犀はありませんでしたが)
ホントにぼくがイメージする、主人公の下宿先に近いお店でした。
梅雨空と、そのカフェがマッチして、なんとも言えない居心地のよさ、そこで、文章についての雑談ができるなんて、なんてしあわせなんでしょう。

この作品を書いた、そもそものきっかけは、有志で猫に関する作品集を出すことになったことです。ぼくは、猫派というよりも、どちらかというと犬派なので、参加を迷いましたが、悩んでいるとこの作品のアイデアが降ってきました。
さて、どうしようか。この作品なら、犬よりも猫のほうがぴったりくるような気がします。結局、参加させていただくことにして、書き上げました。
自分でも、お気に入りの作品のひとつになりました。書いて、よかった。

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