「ライフ・イズ ・フィクション」解説

このコラムはキャプロア出版刊週刊キャプロア出版第3号「フィクション編」に掲載されました。

内容については、ぼく個人のフィクションという概念の捉え方と、フィクション作品とノンフィクション作品に対するスタンスを書いたつもりです。
フィクションであれノンフィクションであれ、報道や発表まで、ぼくたちが受けとるすべてのことがらに、作り手の意図が乗っていることを意識すべきかもしれません。

日本では、古来より相手の気持ちを慮ることか美徳とされているようです。最近で言うと空気を読む、でしょうか。
ただ起きたできごとを伝えるはずの新聞やニュースも、間にフィルターとして人などが介在する以上、勝手に読まれた空気が、付随することは避けて通れないでしょう。
果たして、ぼくたちが読んでいるつもりになっている空気とやらは、ほんとうに正しいのかなと、考えてしまうことがあります。

まあ、どちらにしても最後に受けとる自分自信が、最大のフィルターになるのですから、そんなことはあまり気にしないでもいいのかもしれませんが。

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