「モザイクの空」解説
創作のアイデアはどこから来るのでしょう。
創作されているかた何人かに聞いたことがあります。みんな違う答えでした。きっと書く人により違うのでしょう。
ぼくの場合は、ほとんどの創作作品で、漠然とした「絵」が頭に浮かぶことが多いです。
特にこの作品の場合はそれが顕著で、エンディングのシーンでの、主人公の色とりどりの視界がまず頭に浮かび、そのあとに、そこにいたるまでの物語ができました。
100人共著シリーズは、800字規定ということで原稿用紙約2枚分で表現することが求められるわけですが、読んだかたが、その短い中での、主人公の少年の感情の変化を感じていただけていたら嬉しいです。
出版された匿名版は発売と同時にダウンロードして読みました。
ぼくのこの作品の、次のページの作品も花火大会を集?扱っていたのは驚きました。
ありふれたアイデアだったのかなと、100編最後まで読みましたが、花火のことが書いてある作品はこの2作品だけで、シンクロニシティを感じてしまいました。
この作品の掲載された第6回を最後に、しばらくお休みしていた100人共著ですが、昨年末に第7回が立ち上がり、予定では、もうしばらくで出版される予定です。
残念ながら今回は100人集まらなかったようですが、ぼくも参加させていただいています。渾身の一作を書き上げました。テーマは「嘘」。出るのが楽しみです。
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