「ちょっとした失敗」解説

みなさんは映画、好きでしょうか。
ぼく自身は、本も好きなのですが、読み始めるとそれに集中し過ぎて、なにも手につかなくなりがちです。映画の場合は、大体の作品が約2時間程度で完結しますので時間が読めて、気持ちが楽なのです。

この作品は、映画「地球が静止する日」をヒントに書きました。
ぼくが見たのはつい先日なのですが、公開は2008年です。キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー主演の大作だったので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。ちなみにその作品自体が1951年の映画作品のリメイクです。
この作品の冒頭は、本当によくできたつくりになっていて、まあ今の地球が、未知なものと遭遇すると多分こうなるだろうなと思うような、うまくテンプレート化された地球側の反応が描かれているようにおもいます。
ご覧になったかたはわかると思いますが、まだ人は、異星人と接するには種として未成熟なのかもしれません。

ぼくも含めて、人は想像力があります。また、予測できる力もある程度備わっているでしょう。
ですので、自分の知らないことに接するときは尻込みしたり、信用もできないし、躊躇してなかなか飛び込めないものなのかもしれません。
でも今までの人生を考えると、案外やってみると、自分が思うよりも大したことないことのほうが多いような気がします。
そう、大きな宇宙船に見えたって。

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