「勝負のその先」解説

この作品はキャプロア出版刊週刊キャプロア出版第4号「勝負編」に掲載されました。

週刊キャプロア出版を出版しているキャプロア出版では、リーダーはいますが編集長と呼ばれる人は存在しません。
毎号変わるリーダーが、テーマを決め、書き手や挿し絵を描く人、写真をアップする人などの参加者を募り、仲間のだれかに編集を依頼したりして毎週発行されています。
この第4号が発行される前に書き手のグループ内で意見を聞いたり、分かりにくいところを指摘するグループができました。
ぼくもこの作品を読んでいただき、意見をもらうことにしました。

毎号、テーマに沿って書いており、もともとの作品は、もう少しこの号のテーマ、「勝負」に寄せていたつもりなのですが、読んでいただいたかたがたには、受けが良くなかったようで、大幅に書き直しました。
結果として、テーマにはあまり沿わなくはなった気もしますが、書き直し前よりは面白くなったのかなと思います。

ひとりで、もくもくと作品を書く作業を続けていると、文章的にキチンと伝わっているのか、ひとりよがりになっていないか、というのは常に気になるところです。
読んでいただいて、読者目線で感想や、ご意見をいただけるというのは多角的な目を持つということにつながり、書いた本人では、気づかない欠点を教えていただきました。非常にありがたいことだと思います。

その後、思うところあってそのグループで、作品を見てもらうことはありませんが、よい経験をさせていただきました。

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