「やさしい嘘」解説

「ネカマ」などの言葉があるように、ネット上での、なりすましや詐称はよくあるようです。
インターネットが当たり前になり、ぼく自身SNSを利用していたりしますし、ツイッターなどで、だれかの言葉を目にするのは日課のようになっています。
遠方の方や、制約のある中で会うことが難しい方なら、会ったこともないのにつながりを持つことも今なら当たり前なのかもしれません。
それらの方の言葉や、ネット上に拡散されている見ず知らずの方の言葉が、本人のものなのか、恣意的に作られたものなのかを、判断することは難しいと感じています。
人間は目や耳、鼻など、センサーに感じた刺激を脳で処理します。とするなら、自分自身の体が、実際にそこにあることを証明することは、いつまで経ってもできないのかもしれません。

もし、自分の脳の機能を、人工知能に置き換えることができたら、それは生きていることになるのでしょうか。
少し前なら明らかにノーでしょう。現代になって、その境界が少しずつぼやけてきているように感じています。

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