サバゲーデビューしてきました。あと電動ガンをバラしました。

前回の続きです。サバゲー行ってきました。
定例会に一人で乗り込んだのですがレクチャーが親切丁寧でしたのであまり困ることなくゲームできましたよ。ただひきこもり陰キャが激しい運動なんてめったにするものではなく、すぐ息が上がって走れなくなりました(苦笑)。表裏入れ替えて2ゲーム1セットでしたが、1セットごとに1セット休憩していました。あと真夏ヤバイ。一日外でやったらポカリ3リットルで足りませんでした。

荷物がえげつなく重かったのと山の中を走り回って全身筋肉痛になりました。普段まったく運動してないせいですね。人生最大レベルの筋肉痛。階段を降りるときに太ももがヤバイくらい痛くなりましたが、3日たってようやく和らいできました。あと足の爪がめちゃくちゃ内出血しました。痛みはあまりないけど気持ち悪いですね。親指の爪は一面真っ青です。
靴底が硬いせいなのは明らかだったので、amazonで衝撃吸収系の中敷きを買いました。次は負けない。

結果のほうはというと一日やって6キル20デスでした。最初2キル14デスだったから後半成績が伸びてきたのはちょっとコツをつかんだからだったかもしれません。とにかく上手い人と撃ち合ったらぜんぜん勝てません。一度見られたらつぎ頭を出すときは高さを変えたり反対側から出したりしましたが、それでも即ヘッショくらっちゃいました。気づかれてない敵を横から撃つほうが安全にヒットがとれるとわかったのが後半になってから。
敵がどこらへんにいてどうやって前に出てくるのか、どれくらい減ってきているかを味方と情報交換して考えて、敵が薄そうなところからこっそり前進して横から撃つ。FPSで爆破やってるときに考えることとちょっと似ていて楽しかったです。何回か通ってバリケの番号ちゃんとぜんぶ覚えたいですね。強いところはすぐ覚えましたがさすがにいちどじゃ無理。
筋肉痛が治ったら筋トレしてまた出撃しましょう。

で、早速買ったS&TのHK416Dをバラシてイジりました。フルで撃ったとき、隣の人はスパパパパ!ってすごい音してたのに自分のはそうでもなくて、遅いんだなぁと。ちょっと悔しかった。
モーターやギアを思いっきりカスタムしないと超サイクルにはならないでしょうし、ただ速く回すだけだとメカボが壊れてしまうそう。
そういうわけでちょっと調べて、バッテリー交換でサイクル向上を狙ってみることにしました。でもリポバッテリーは安全管理が面倒だなぁということで30C9.9VのE社製リフェバッテリーを使うことにしました。リポより管理がラクというのもめんどくさがりにはありがたい。でも充電器と合わせて結構な出費になっちゃいました。
ミニSサイズのバッテリーはストックには入らないのでハンドガードのレールにバッテリーケースを付けて収納することになります。ハンドガードを外してみたところ配線を通せる穴はあったので、メカボの前から配線を出せれば大丈夫そうと判断。初めての電動ガンいじりで前方配線化にトライです。
幸い機械に強いしそもそも機械をすぐバラしたくなる性格だし、大小六角レンチ一通りに半田ごてもテスターも電工ペンチも手元にあって、工具を買う出費はゼロだったというのもあります。

BB弾を発射するメカニズムとか分解のしかたとかメカボの構造とか、あとどういうカスタム手段があるのかとかは動画とブログで事前にしこたま調べました。普通は素人がやるものではない。でもトライアンドエラーを繰り返さないと永遠に素人のジレンマ。なので早く覚えて損はないんじゃないですかね。一定の情報収集力と機械弄りのセンスが求められるやつでした。

以下やったこと。

1. HOPパッキンをマルイ純正のものに交換。
中華のパッキンは硬い!バリだらけ!という記事がたくさんあったので。
サイクルには影響がないでしょうが安くてできる定番チューンということならやらない手はありません。外したゴムと実際モミモミして比べてみたら全然違いました。押しゴムも銃についてるやつは硬かったです。
当たり前ですがちゃんとホップがかかるように丁寧にまっすぐ組み込みました。あとシールテープとグリスで気密もちゃんととりました。

2. インナーバレル掃除。
銃にクリーニングロッドがついてないので面倒でしたがふきふきしました。
インナーバレルを長くしたほうが初速が伸びるらしくこちらの交換も考えました。アウターバレルの長さが14.5インチと10インチに組み換えできるのにインナーは10インチに合わせた長さになっててもったいないです。でも送り込まれるエアの量も加味してシリンダー・スプリングとも一緒に調整が必要だそうで、思ったより予算が高くなりそうなので交換は見送りにしました。次にいじるときに手を入れたいポイント。

3. 配線引き直し
平型端子とE社のシリコン銀コードを買って前方に引き直しました。
回路図引いたほうがいいのかな?電子トリガーは流石にわかんないぞ?まぁでもとりあえずバラして見てみよwとか思ってバラしたら想像の2000兆倍シンプルな感じでした。ただコードを切って分岐させて熱収縮チューブかぶせて延長して、前から出してハンドガードの中に入れるだけで済みました。当初の目的は即達成しましたが、シム調整のためにメカボ組み立ててアタリ見てバラシての繰り返しのほうが大変でした。

4. メカボ分解・シム調整。
シム調整はかつて釣具(リール)で散々やったのでそんなムズくないんじゃない?と。ライラクスのシム4種セットを買ってトライしてみることにしました。あと配線を前出しするためにメカボを開けるのに何も触らないのもそれはそれで勉強になんないよなぁと。

基本的なことは下記の記事を参考に調整しました。
https://orga-inc.jp/outline/shim-adjust-aeg/

違うところは最後のベベルの調整。スパーとセクタはボルトリリースレバーがある側のメカボのガワにのっけて調整しましたが、ベベルの調整のときはマガジンキャッチがある側のメカボのガワにシムはそのままで全部のギアをのっけなおして、ちゃんとベベルとセクタの歯が嚙み合う位置になるようにベベル上下に同じ厚さのシムを入れました。指でギアを弾いたらスムーズに回るけどガタはあまりないような感じになりました。忘れないように入れたシムをメモ。
スパー下0.4 スパー上0.3
セクター下0.6 セクター上0.2
ベベル上下0.4

あとグリスがめちゃくちゃ乾いてたのでパーツクリーナーでいったん全部落としてからマルイの高粘度グリスを塗りました。モーターの位置もちゃんと調整。空撃ちしたときの音は未調整の時より静かになりました。大成功。天才美少女の手にかかればチョロいもんです。逆転防止ラッチの組み立てのほうがよっぽど訳わからんかったです。
AOEの調整もしたかったですがスペーサーが思ったよりも高くて断念。次メカボ開けるときは絶対いじります。
モーターも変えてみたいですね。安くてそれなりによさげなのはイナズマモーターか守護神ハイトルクモーターかマルイのEG1000モーターのようです。でもいまは銃の性能より体力を上げるほうが勝ちに近づきますのでナシ。予算もオーバーしちゃうし。
そういえばピストンの気密は大変しっかりしていたのでノータッチでした。まったくエア漏れしないのでさらにシールテープなんてやったらピストン動かなくなっちゃう。

5. ストック交換(おまけ)
バッテリーをしまう必要がなくなったので見た目重視にできるようになりました。ゴツいクレーンストックがあんまり好きじゃないのでCTRストックにしました。カッコよくなりました。

あと銃のレビュー記事とか動画とか見ると「ボルトリリースはダミーです」とみんな言及していましたが、組み直したらちゃんとホールドオープンしますしボタンでリリースできるようになりましたよ。謎。
最後に初速とサイクルを測りたいところですが、メルカリで買った弾速計がまだ届きません。届いたらニッスイとリフェで測り比べして追記します。

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8/24追記
弾速計が届いたのでサイクル測定しました。あとどうしても気になってしまって勢いでイナズマモーターを購入したので組み込んでみました。
測定は0.2g弾でゼロホップです。

標準モーター+ニッスイ8.4v
12発/秒 初速86-87m/秒(箱記載の未調整初速)

イナズマモーター+リフェ9.9V
18発/秒 初速89-90m/秒

20超えたらセクターカットも視野に入れるカンジですかね?ここらへんの塩梅はよくわかりません。まぁでもマガジンが130連ということを考えればこれくらいでいいところかもしれません。当初のちょっとサイクルアップという目的はきっちり果たせましたし。
配線切らなくてもハンドガードとメカボックスの配線が分離できるようにハンドガード内に端子をひとつ仕込んでいて、そこが抵抗になっちゃってる気はします。
あと初速がちょっと伸びました。ムラもないのでちゃんと組み立てられてるということでしょう。安定しません>_< ってなってショップにお助けしなくてすんでよかったです。機械いじりたのしい。
来週火曜はまたゲームに出撃します。

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