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虎に翼 個人的な感想 妊娠仕事と出兵

別にこういう事に詳しかった訳ではなかったけど

今日の寅の具合いを見たらやはりきついのでは無いかと思いました。
妊娠をするというだけできついのだろう。
それなのに生理がキツくてしょうが無いと普段から山田ヨネに言っていたので
休みを充分にとらないと無理では無いかと思う。


これを見ると寅のような体質は妊娠しにくい人なんじゃ無いか?と思ってしまうが…
別にドラマでは寅がそうだと医者に言われておりませんがね…
リスクはありそう。
子供を産むという事を大喜びしていたが
それと仕事の両立をあっさり出来る女性はどのくらい居るのだろう。
また、居るとしても

「私は平気でしたよ!」
と、自分は大丈夫だから他の人も
という決めつけはいけない。

寅は仕事に対して使命感も合わせて持っている。
実際にそれを思うのなら妊娠についてもよく考えて欲しかった。

計画性…今だとピルやらなんやらで、できますけどね。

それを選択したんだから、教授の言う事を少しは考えた方が良い。
妊婦の中には過重労働で産む前に子供が流れてしまう事がある。その話は知り合いの話で聞いた。
✳簡単にいえば、そんな生活じゃ流産するかもしれないという事です。

寅は意外と計画的では無い…
そこがドラマの面白さになるのでしょうけれど…

あと、誰よりも早く猪爪家の長男が出征をしたのには少し驚いた。
猪爪家は、どちらかといえばいうと良い家柄
の、直道は坊っちゃん。
赤紙が家に、自分に来ただけで怖かったのかもしれない。
だが、笑顔で食卓に向かう。
「日本は勝つ」
そういうニュースしか無いのでそりゃそう思うでしょう。ちなみに朝日新聞だとて戦局日本がすこぶる良いと書いていたのですよね。
軍主体の国家なのでそういう情報しか入らない。
実際の事は
戦場に行っている者だけが知っている話だが

彼らからの手紙はすべて当局で開封され、事実や弱気の言葉があったらその部分は黒く塗られる。

検閲済みの印があるものだけが届く。
戦争が終わってから行方不明の手紙が見つかったようだ。(不許可印の物については、今調べたらまた違う証拠物でした)

妻がそばに居なくて寝られるかなあと言っていた猪爪直道。
夜に泣いていたら上官に何を言われるか
「腰抜け」と言われるかもしれないよ


shc.usp.ac.jp/takahashi/tegaminimirusenntyuunoseikatu.html http://www.shc.usp.ac.jp/takahashi/tegaminimirusenntyuunoseikatu.html
↓いちぶ内容です

『不許可写真』|感想・レビュー - 読書メーター https://bookmeter.com/books/412931

「不許可写真」という絶版本?のコメントより
新聞記者の写真も、軍の検閲で不許可なものは新聞に載せてはいけなかった。
 漫画家水木しげる先生の戦場漫画では絶えず上官から喝を入れられビンタをされた。

敵に勝つために根性!大声!鬼畜米兵◯し!
それを訓練しなければ何も使えないので
戦争に参加をする前に当然の如く
日本軍内での厳しいシゴキがある。
戦中にハラスメントという概念はゼロ。
戦地で敵に向かう前にバテた人はいたんだろうな
と想像がつく。
轟は大丈夫そうだが
猪爪家の人間は大丈夫かなぁ
勿論優三も…
「私は貝になりたい」
の状況になりそうで怖い。

↑映画「私は貝になりたい」
床屋さんだったおとなしい人が戦争に行かされる。
戦争の役にたつかどうかの訓練で
人を〇〇す練習を嫌嫌させられるフランキーさん
 木に縛った捕虜をやれと命令される。
実はこんな事は戦争ルール規範ではタヒ刑にあたる行為だそうです。


「私は貝になりたい」2008年制作
中居正広さん主演では、どうなったのか?!
良かったですよ。こちらの方が見やすいかもしれません…

轟だとて、大変だろう…
責任感の強い轟の事だから
前線に行くかもしれない。
山田ヨネが
「タヒぬなよ」と言っていた…
それを言うのは分かるのですが…

猪爪家の長男が出兵する際に
「万歳!」
と日の丸🇯🇵を降って近所中で送り出す事をしなかったのは不自然だと思いました。
*そんなに悲痛な送り出しだと猪爪家は非国民と言われますよ

猪爪直政夫婦の別れは、前夜に二人きりの時にやって欲しかった…
リアリティが削がれたので。


日中戦争の時は派手なのぼりが立ったらしいが…


そしてこの送り迎えの印象なのです。違いますか

優三はもっとひ弱なので行かないで良いからね。
優三さんは、絶対に人を〇〇せないでしょう?

✳加筆修正致しました

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