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幸福感と生きること

すごく久しぶりの投稿になる。
いろいろあって、きづいたら時間がたっていた。


暑すぎた夏がやっと終わりそうになり、今朝はむしろ肌寒かった。6時台の電車に乗るまで歩いた道がいよいよ秋らしくて嬉しかった。
昼に移動するときは陽はあたたかいのに風は涼しくてとても気持ちいい。
秋晴れらしくて一駅分歩いてしまった。
つい「幸せだなぁ」と口からこぼれそうになった。


最近私の弟が母に「お姉ちゃん本当にまるくなったよね、おだやかになった」といったらしい。
それがとても面白かったらしく、母から連絡がきた。
たしかに昔はささいなことにピリピリしたり、悩んだり、疲れていたりした。
いつもなにかに悩んでいたと思う。
だからといって人生楽しくなかったわけじゃなくて、今よりずっと刺激的で、楽しく、映えることも人との関わりも多かった。
今私がこころが安定して気分がいいのはなぜか考えた。


私は今まで人やもの、こと、夢についていつも憧れ、尊敬、刺激、楽しさに惹かれて求めてきた。
それでうまくいかないことや悲しいことつらいことがあっても、ずっとそうだった。
自分が感じる幸福感という感覚よりも、きらきらするものに惹かれる感情にしたがってきたような気がする。


今私が生きていて1番大切に感じるのは幸福感だ。
触れていると自分がこころもからだも安心できて、あたたかくて幸せで満たされている感じがすること。
秋の気持ちいい風も。
かわいくて素敵なアートも。
美味しいごはんも。
肌触りのいいふとんやソファも。
洗い立てのコットンの洋服も。
あたたかい家族の笑顔も。
優しい友人の言葉も。
ぜんぶ幸福感が感じられるものばかりだった。
それは理屈ではなくて感覚で、無条件でシンプルで悩む余地もない。


そういうものに触れるとき、私はこころから生きていてよかったと思える。
それに気づいてから人生で1番大切なことは、私にとっては幸福感が感じられることになった。
人によってはそれが憧れや刺激、楽しさだったりするのかもしれない。
生きていく中で自分なりに順位がついてきて、価値観はそうしてつくられていくんだと思う。
みんな人それぞれの大切なことにきづいていけたらいいなと思う。

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