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なんで俺はイニシェリン島に生まれなかったんだろう

ある日、昨日までの親友に絶交される。
海の先に見える土地では争いの煙が上がる。

ただただ日常が垂れ流されるこの島では、
理不尽さのみが、
目覚めるための手立てなのか。

失う痛みを経て得たものは、何だったのか。

それは新たな日常か。
垂れ流す日常ではなく、
愛おしさを抱えて生きる日常か。

もしかしたら今日も俺の知らないところで、
俺のために血を流している人がいるのかもしれない。

「犬の面倒を見てくれてありがとう」
「いつでも」

ご訪問いただきありがとうございます よかったらまたのぞきに来てください 泣ける!