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人工知能搭載の何かが個人の生活の一部になる日

 かつて「テレビ」→「自動車」→「インターネット」→「ガラケー」→「スマートフォン」という順番で、科学の進化によって生み出されたモノたちは、誕生当初は富裕層の人間にしか買えない、もしくは使えないものだったし、まだまだその頃は性能で言えば改善の余地を多く残していた。

 この40年で、人々の生活は瞬く間に変化し、今や誰もが最低1つの端末機器を手にするようになり、一般人の生活も、経済の流れも、ビジネスの在り方も、何もかもが加速的に変化してきた。そしてついに、「人工知能」が一部では実用化され、人の代わりに情報を処理するようになり、今後、統計データや過去の事実に基づいた正確な予測までできるようになっていくという。

 「未来がわかる社会」をあなたはどう捉える?遠い未来の話のようで、もうすぐそこまで来ている。これを単純に楽観視できる人の思考に、ボクはあまり興味がない。ある程度のところまで社会がどのように変化していくかは、ネット上でも書籍や雑誌でも多く見られるようになってきたものの、かつて、Yahoo!Japanのインターネット回線販促イベントが全国の至る所で実施されていた頃を思い出してみてほしい。

 あの頃、パソコンもロクに使ったことのない人がほとんどで、インターネットなんてそれこそ使ったことがないという人が多かった時に、一体誰が携帯電話の開発を予測しただろうか。Yahoo!の日本法人が誕生した頃、おそらくソフトバンク社長の孫正義氏は、携帯端末が人々に普及し、誰もがインターネットができるようになる社会を、その時にはすでに予測していたのかもしれない。

 世界を驚かせた英ボーダフォン買収は、今も記憶に新しい。そこから、ソフトバンク単体での事業拡大も、Yahoo!単体での事業拡大も加速的に進み、それぞれの時価総額は一気に何十倍にも膨れ上がっていった。現在のソフトバンクグループの時価総額は9兆円ということだが、彼は「安すぎる」と豪語している。

 単純に考えてみれば、10兆円ファンドも12兆円ファンドも手掛けているし、何より、中国IT最大手のアリババグループの株式を保有しているのだから、9兆円ではあまりに安い。ただ、これも世界経済の波に大きく左右されるため、今後の景気動向が後退必至となると、株価下落は避けて通れない。

 でも、今もっとも力を入れている人工知能の技術開発のために、どんどん関連企業を買収し、他分野における実用化を強引に進めているところを見ると、今のソフトバンクグループ時価総額が9兆円でも、20年後には100倍になっていてもおかしくないとボクは思う。1000兆円。んなアホな( ´艸`)と思ってしまうかもしれないけれど、全世界の全ての端末に使われることになるARMの人工知能搭載CPUは、未来永劫必要とされるものになるため、1000兆円は時間の問題で到達するだろうと思われる。

 今100株買って、20年間放置したら、大変な額になるだろうね。その間の上げ下げを無視して放置していれば、何度も株式分割して、雪だるま式に増えていく。これまでも何度もそれを繰り返してきたんだからね。今後もあり得る。人工知能関連というより、ソフトパンクに投資すれば、時間はかかっても結果損することはないだろうね。ボクも買いたいなー(笑)100株だけでも持っておきたいね。お守りみたいなもんだ。

 孫氏は、「もっと投資をしてくれないか」と呼び掛けているのかもしれないね。おそらく、ファンドを立ち上げたのも、全然足りないんだろうと思う。この記事にも書いてある通り、本来ならば21兆円はないと割に合わないということだったけれども、世界経済が落ち目を迎えている今は致し方ない数字ではないかとも思うけれども、資金調達がコンスタントに進めば、人工知能の開発や実用化もそれだけ進むのかもしれないね。

 自動車の自動運転化は、最初は事故が多発するんだろうな。死亡事故が起きれば、アメリカみたいに実用化を国がストップする事態になる。運送用のトラックを走らせていたら人を撥ねてしまったとかいうニュースが前にあったけれども、日本でも同じようなことが起きたって不思議はない。未だにアクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニとかスーパーに突っ込む老人がいることを考えると、自動化してゼロになるのかどうかも怪しい。事故が起きた時の責任の所在も、最初は曖昧になるんだろうな。新種の裁判事例が生じることも今からだって十分予測できる。

 あまりこう社会の変化に対して無関心な人たちって、まさか自分が当事者になるなんて思ってないのかもしれないけれど、ボクなんかはいろいろ考えてしまうなぁ。このまま普通に生きていけるんだろうかって。ただ不安に思うんじゃなくて、疑いの目で変化を捉えるんだよね。このまま行って本当に大丈夫なの?って。法律が全て正しいわけではないからね。司法だって時には間違った判断を下すことがある。自分だけは守ってもらえるなんて思ってるんじゃ甘いよね。

 仕事だってそうだ。この過渡期、ベーシックインカム制度が施行されるまでの間がきっと、ボクらにとっては一番痛みを伴う時期だと思う。仕事を追われる人がどんどん出てくるだろうね。最終的には誰でもできるような雑用みたいな仕事しか残らなくなる。あとは全部人工知能。企業はほとんど人を必要としなくても仕入れ・製造・運送・販売までできるようになってしまう。怖いよね、普通に考えたら。人手不足の時代から人手満足の時代になっていくんだろうな。聞いたことないぞ( ´艸`)人手満足って(笑)

 情報を常に仕入れて、真剣に考えて、自分が起こすべきアクションを決定して、実行する。そういう人たちが時代の変化に順応できるんだろうな。10年後は働かなくても生きていける時代が来るなんて言われているけれども、虚無感に襲われそうな気がする。仕事はイヤだと思っている人たちが今までは多かったんだろうけれども、なきゃないで辛いんじゃないかな。仕事をしているから健康が保たれてきたとも言えるし、それなりに生き甲斐も感じてきた人だって少なくない。

 働かなくても生きていける社会を、あなたはどう思う?素直に喜べる?すべての時間が自由になる。ベーシックインカム制度が始まっても、やっぱり貧富の差は起こると思うんだよね。頭の良い人間は、それでも儲けようとする。もっとお金が欲しい人は、自分の能力を活かしてお金を稼ごうとする。仕事争奪戦。それこそまさに、人と同じことをやっていても稼げない時代。飲食業界はどうなるんだろうなぁ・・・。ダメだ、まだまだ情報が足りない。もっと知りたい。自動化社会について。

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