正常性バイアスがなんでダメなの？別にいいんじゃね？

　社会現象にいちいちジタバタしてる大衆とは別のところで、これまで通りドッシリ構え、これまで通りの時間の過ごし方をしている人たちのほうが、まさに「正常性」に長けていると思う。

　悪いふうに捉えるからいけないんだよね。正常性バイアス＝自分だけは大丈夫だと思い込んでしまう思考への圧力、的なニュアンスで捉えてる人たちって非常に多いんだなってことがこのご時世を見ていてわかった。

　自分はちゃんと予防できている、そう思える行動が伴っているのなら、大衆に便乗してピィーピィー喚く意味がないことになる。それでも感染してしまうことはあるっていう可能性を１００％払拭できないから何？なんなの？

　今回あのウィルスが特別視されてるけれども、インフルエンザだって感染者のうち何人も死に至ってるじゃないか。人間が死に至る要因は何か、こういうデカい範囲で考えれば、何もウィルスだけが特別リスクが高いわけでもないわけよね。騒ぎすぎなんじゃ。すでに政府はコロナ疲れによる経済の衰退を懸念しているけれども、騒げば騒ぐほど疲れるだろうし、一方では飽きてしまう人だって出てくる。「もう大丈夫なんじゃね？」と。個人の基準でね。政府は最悪の事態を想定しているからアレコレと対策を打つわけだけど、何も国民一人一人がピィーピィー騒ぐ必要はないんじゃないの？

　ハイキュー！！の「とりあえず一旦落ち着けコラ！日向ボケ！」という影山飛雄のセリフが思い浮かぶ。たださぁ～？何？春だから？変質者×春×コロナでコロナビーム放ったら逮捕されましたって、これはこれで不謹慎極まりないよね。トイレの便器舐めた人、結局コロナに感染してしまったじゃないか。

　つまりはこういうことだ。世間がどう騒ごうと、そういう状況下で自分はちゃんと適切な選択行動ができているか、自分と向き合えばいいんじゃないかな。それでも、病棟や病室が同じというだけで集団感染してしまう人たちもいるわけで、防ぎようがない環境も確かにある。目には見えないんだから、誰だって感染する可能性はある。だからって過度に反応することなくね？

　マスクしていない人が咳をしたら「マスクしろよ！」と口論になる。いやいやところがどっこい、転売族によって大量に買い占められたマスクはどこにも売っていない。皆さんに朗報。アイリスオーヤマという会社が一日6000万枚のマスクを生産供給することを決定したそうな。あと一カ月もすれば、マスクは全国に供給される。そして、その頃には終息傾向に落ち着いているかもね？っていう話。

　正直、手作りマスクは工夫としては良いアイデアだけれども、医療用マスクとか市販のマスクとかと比較すると、ウィルスはガンガン通過するため、よほど技術的な質がなければ「マスクをしているつもり」ってだけで、それはそれで危険だと考えられる。

　頑張れアイリスオーヤマ。大量供給開始直後は転売族や中国人がきっと買ってくれる。エンドレスで供給してほしいものだ。

　納豆を食べよう。モロヘイヤを食べよう。オクラを食べよう。ネバネバ系で戦おう。科学的にも免疫力を高めてくれる食物の代表みたいなもんだからな。カラダに良いものは率先して食べよう。

　そして、今年の冬が到来した時の備えとして、マスクやアルコールは備蓄しておくと困らないかもしれませんね～。備えあれば憂いなし！

　○○ショックが起きた時、悪いことばかりでもないんだな。世間が大騒動してる傍らで、特需をモノにしている経営者もいるし、その恩恵を受けている人たちも少なくない。社会はうまいこと廻ってるなぁっていうよりは、何かが起きた時に、ピンチをチャンスに変えられる気付きを得られるかどうかで、全く違う結果に至る。

　「大衆は常に間違っている。」だぞ。大衆を参考にしてはいけない。自分の頭で考えるんだ。自分で考えて選択するんだ。大衆を参考にしていて思わぬ事態に至っても、大衆のせいにすることはできないんだからね。