見出し画像

知識も資格も能力も技術も、扱い方を間違うと「人を犯罪者に変える」わけで。

 チラッと渦中の丸山議員の記事を拝見しました。なんでも、あの大御所歌手、和田アキ子さんに喧嘩を吹っ掛けたとな。国会議員は頭は良いんでしょう。学生時代、必死に勉強して、政治関連のゼミに通い、セミナーに参加して、選挙に出馬し当選!素晴らしい経歴の持ち主です。経歴だけを見ればね?

 今回、この件に関して女性ジャーナリストが「頭が良いことが世の中の全てではない」というコメントをしたらしいです。初めてジャーナリストのコメントに拍手したくなりました。「まさに!その通りだ!」と思いました。

 あなたの周りにですねー、「頭の良いバカ」はいませんか?頭の良いバカな人は、本当にズル賢い。そう、賢いんですよー。腹立たしいくらいに賢い頭脳を持っています。肝心なところで都合の良い解釈をして、あたかも自分に落ち度はないことを指し示し、相手を納得させてしまう能力を持っているバカのことを言います。

 ボクはね、そんなものは簡単に見抜けるし、翻弄されることはないんですよ。自分で言うのも変な話ですが、ボクは「それほど頭は良くはない凡人」です。それだけに、これまでに多くの失敗をしてきましたし、出会う人出会う人に嫌われてきましたから、人間性・人格・性格、決して褒められたものではないと自分でも思っているほどです。しかしですね、「自分は頭が良いのだということに酔っている人間」ほど、ボクにとっては良いサンプルなんです。

 感覚的に、文系よりも理系の人間に「頭の良いバカ」が割合多いと思います。なぜなら、「何かにつけ計算しようとするから」です。しかしその計算は、他者のためではなく、自分の私利私欲のためだったり、相手に意地悪したり驚かせたり嫌がらせをしたり騙したりして、「面白がりたくてする計算」であるため、かまってちゃんタイプの可能性が高いと思います。

 他人の足を引っ張ることしか考えられない計算は、徐々に精度を落としていきます。つまり、ウソも計算によって吐くわけです。そう、どういうわけか理系の人間ほどウソを吐くように感じるんですよねー。というのも、理系の人物と話していると、表情にウソと書いてあるのが目に見えて明らかなケースが多いからです(笑)

 相手が言っていることがウソであるか本当であるかは、その瞬間にはわからないことがほとんどですが、時間経過と共に、だんだんと辻褄が合わなくなると、「やっぱりウソだったんだな」とわかるわけです。すぐに気付かなくてもいいんですよ。あとでウソであることの裏付けができれば、次なるウソも簡単に見抜けます。そして、何度か相手のウソを泳がせておいて、ある時、ウソを言い続けた相手に言う言葉の性質は「本音」がベストです。

 「なぜウソを吐いたのか」を突き詰めると、計算して吐いたウソだったのにどんどんボロが出始めます。なぜなら、その計算がウソであることを証明すれば、最終的には何も言い返せなくなるからです。そこで一言、【論理は相手の頭の良さには左右されない】ということです(笑)数学が苦手でも、論理は一繋ぎの事実を証明できますから、そのどこかに相手のウソがあることが立証できさえすれば、そのウソの前と後では全く辻褄が合わなくなるわけです。

 でですね、頭の良いバカな人がウソを吐き、それがウソであることが相手にバレると、ウソの上塗りラッシュに突入します。一度吐いたウソは取り返しが付かなくなるまでウソの上塗りが続きます。そして、ネタがなくなると、前に吐いたウソを何度も使い回します(笑)ウソが劣化していくというわけです。ウソも方便と言いますから、時にはウソがまかり通ることがありますが、ウソを吐くことが当たり前になってしまった人は、1度の「ウソまかり通るの味」を覚えてしまうため、ウソを吐く必要のないことまでウソを吐く傾向にあるのです。「ウソ依存症」とボクは呼んでいます。

 企業は少なからず、大小様々な不正の可能性を潜在しています。頭の良いバカな人が組織において権力や権限を持っているとします。すると、世間には知られたくない不正に関連した情報をもみ消そうと、そう、計算するわけです。殺人事件なんかでよく聞く「隠蔽工作」と同じようなことをしようとします。1度バレなかったからと、次も、その次もと隠蔽工作を積み重ね、結果的には情報が外部に漏れてしまいメディアに吊し上げを食らうのです。

 「頭の良いバカの人間性はその人のウソで測れ」と、今のボクなら言います。ウソに振り回されて人間不信に陥っている人たちにとって、最も重要な物差しです。これを手に入れることができれば、人間性や品性に欠ける頭の良いバカな人が言うことを測ることができます。百聞は一見に如かず、口先でウソを吐く人間は行動で示そうとはしない、これほどまでに明らかな矛盾があるにもかかわらず、この矛盾に気付けないということは、自分の目と耳から入ってくる情報が脳をいちいち支配しようとするのです。ボクにはこんなストレスには耐えられないですね。

 信じず、疑わず、論理で辻褄が合うかどうかを、自分の目と耳から入ってきた情報をじっくりと吟味するのです。吟味する必要のないウソだけはどんどん右から左に流してください。世間で横行しているあらゆる詐欺への対処法なんていうものも次々と明確になってきてはいますが、これはこれで脆弱性が潜在していると思います。相談窓口に電話をかけたつもりが詐欺グループの人間だった、なんてことになれば、騙される可能性は高いですよね。

 「振り込め詐欺が横行しているので口座残高のお金を全部引き出して我々に預けてください。」とかいう訪問型の詐欺師に対しては、「知り合いに警察官がいますので今呼びますね♬」とか、単刀直入に「今流行りの詐欺ですか?」と聞いてみるのもいいかもしれませんね?こちらを騙そうとする相手には、そういう応対をするのもアリですし、他には「詐欺師の言葉を信じ込んでいるフリ」をしてATMに詐欺師と警察をバッタリ鉢合わせるのもいいでしょう(笑)

 詐欺師は金を騙し取れると信じ込むと周りが見えなくなるそうなので(笑)詐欺師を騙せるくらいの論理的思考は身を守る術かもしれませんね?あ、こういうドラマがあると観ちゃうかもしれませんねー(笑)観たい観たい♬相手の頭の良さに騙されないようにしましょうね?特に、詐欺師は弱みに付け込もうとしますから、基本的に、自分の弱みに付け込んでこようとする人間、やたらと弱みを見せつけてくる人間、どちらも信用してはいけません。不明な点は、ウソか本当か、ただそれだけです。

 詐欺グループの首謀者またはグループ内の共犯者は知能犯です。心理学や行動心理学、社会心理学、経済心理学、あらゆる心理学を駆使して一般市民を騙そうとします。もうお分かりですね?頭が良いからといって人間性や品性が優れているわけではないということはお分かりいただけましたね?人の持ってる金や物を奪い、人の人生を貶めようとするような人間は、頭は良いかもしれませんが、決して人として優れた人間ではないということです。

 学歴や経歴が全てではないことは今や現代の常識でしょう。誰でも、いつでも、世界最高峰の知を仕入れることができる時代だからこそ、知識も、能力も、正しく使う責務が現代人には課せられている、そう思うべきだとボクは思います。ですが、都道府県警や警視庁の検挙率や犯罪種別を調べてみると、どれだけ治安が悪化しているかがわかるはずです。検挙件数は減っています。当然ですよね、人口が減っているのですから。その代わりに、グローバル社会も相まって、外国人による犯罪、その影響を受けた日本人の犯罪が今もどこかで起こっています。他人事だと思っていると、ある日突然とんでもない被害に遭う恐れがあることをお忘れなく。

いただいたサポートは、今後のnoteライフ向上のために活用させていただきます!