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◆ラニアケア超銀河団はまるで植物の構造のようで

 葉の模様のような網目。これは、人の皮膚のしわや血管の構造にもよく似ている。自動車が走る普通道路や高速道路、氷やガラスにヒビが入った時も、紙をしわくちゃに握りつぶして広げた時も、大地が乾燥して干ばつが起きた時も、似たような線状が見られる。

 目には見えないネット上のつながり、直接見ることはできない地下水脈、もしくは、「人の想い」なんかも目には見えないけれども具現化したら葉っぱの網目のようになっているかもしれない。

 葉っぱは、全面が同時に枯れることはなく、一部分から枯れ始め、やがて全体へと広がっていくように朽ちていく。

 社会がバランスを崩し始めてこれまで維持できた物事が維持できなくなってきた昨今、限界集落と呼ばれる超過疎地域から社会は崩れ始めていくのかもしれない。4~5人の独身高齢者しか住んでいないような地域を市区町村がいつまでもインフラを行き渡らせられるかというとそんなことはない。無理に維持しようとすればするほど無駄に税金を投じることになる。

 養分の通り道、所謂毛細血管ほどの細かい部分については、管理が行き届いていなければいつか詰まるんだろう。人の身体で言うところの脳梗塞や心筋梗塞などで血管が詰まるように。

 すべては実によく似た構造だなとつくづく思う。

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