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女々しい男ほど「男らしさ」を学ぼうとしない/ネガティブに浸っていたい愚痴垂れ甘えん坊の男は大人になっても乳離れが出来ずに母性を求めパイパブへ行く/男らしさの前に恥を知れ

 人生で初めて、10年前の冬にパイパブへ連れて行かれたことがあった。 オレにとっては天変地異同然の出来事だった。 その当時羽振りの良かったパチンコ狂いの歳上の男がとある駅周辺に並ぶ飲み屋や風俗で働く人たちとの繋がりをオレに見せびらかしてきた。 傾奇者気取りもいいところ。 一緒に飲みに行こうと言うので誘いに乗ったはいいものの、まさかパイパブ目的だったとは知らず、とりあえず付いていった。

 なるほど・・・この男、こういう場所が好きなのか・・・と初めて知ったことだったけど、それまでの全ての会話を振り返れば納得のいくものだった。 別にパイパブに行くことが悪いんじゃない。 男なら女性に興味があって当然だし、触れてみたいというのは誰しも思うこと。

 でもな、オレはそういう風俗系のお店に行って金を払ってまで性欲を満たしたり癒しを求めたりしようなんて思ったことは一度もない。 金で手に入れる快楽には心底興味がないからだ。 無論、社会的に見ればそういう場所は絶対的に必要な空間だともわかっていてオレ自身はそう感じるのだ。

 世の中には、いくつになっても女性経験のない男が何人もいて、彼らが性欲を満たしたり女性の癒しを求めようと思ったら風俗に行ったりデリヘルを呼んだりするしかないんだろうよ。 そして現代においては、身体障がい者のためのサービスも広く展開されている。

 考えてみればわかることだ。 もし、そうした風俗店が全くない社会、アダルトコンテンツが一切禁止された社会、性欲を満たすための場所もコンテンツも全く存在しない社会だとしたら、性犯罪件数は現代の比ではないくらいに大変な社会になっていたに違いない。 もう一度言う。 絶対的に必要な空間であり、絶対的に必要なコンテンツだとオレはわかっている。

 しかしだ。 彼女がいるとなると話は別じゃないか?? その男、彼女がいながら風俗通いというちょっと狂ったヤツでね。 いや、わからんよ? 彼女がそれさえも許しているのかもしれない。 いやいや、そんなことあり得るかな???? 自分の彼氏が風俗で別の女の乳を揉んでるなんて許せることなのかな?? そいつにゲンナリさせられたのは「彼女がいる」のにそういうことができる人間なんだとわかったからだ。

 そんな都合の良い話があるのかね。 オレは彼女はいないよ?? パイパブに連行された時には揉まされたさ。 拒絶反応しかなかった。 心通わない女性の乳を揉んでも快楽の「か」の字もないくらい、何も感じなかった。 やっぱり思った通りだったよ。 興味がないのに行くもんじゃないって。 性癖の問題もあるかもしれないけど、その男は違う。 そいつはただただ甘えん坊なだけ。

 よっ!鳥肌製造機!!って言いたいくらい気持ち悪かった。 風俗で働く人たちを悪く言うつもりはない。 彼らには彼らの事情というものがある。 一般的に、例えば子供3人がみんな女の子なら、うち1人はかなりの確率で風俗で働くようになるとも言われているほど厳しい世の中だ。 彼らの抱えているキズを嘲笑うようなマネをする気はない。

 だけどさ、それを知っていてただ甘ったれなだけの男が自分の性欲満たしたいがために行く場所なのか?? それも彼女がいるのに。 オレは信じられなかったよ。 同じ男として。 同時に、あの出来事は苦い記憶として残ってしまっている。 やっぱり関わるべき人と関わるべきであって、そうでないなら関わってはいけないなって改めて思った。

 危険な男だなと思う外なかった。 微塵にも愛のない状態で他人同然の女と触れ合うことなどオレにはあり得ない話。 それに、モテたいと思ったこともないし、モテないからと言って嘆いたこともない。 恋愛経験は言うほど多くはないけれども、女に飢えるということもなかった。

 強いて言えば、何に飢えていたかと言えば、自分に男らしさが足りないことに飢えていた。 若いうちから感じてきたことで、それ故に何度も失敗してきた。 自分の恋愛経験を話せば、ほとんどの人が同じことを言う。 「女を見る目がないなー♬」と(笑) それは否定できないことだった。 ことごとく女の色目に騙されてきた。 バカだなーと自分でも思うほどだったけど、でもそれが男というものではないだろうか。 信じてやりたい。

 付き合った期間は短い時も長い時もあったけど、それでもその間、こんなオレに付いてきてくれたことは、男としては誇らしいことだなと感じることができた。 下手な恋愛しかできなかったけれども、生涯において何度かそういう経験ができたことは幸福感を増幅させてくれた。 始まりがあり、終わりがあって、その都度互いに傷付け合って苦しい思いをしたこともある。

 経験人数が問題なのではなく、何度かでもそういう経験ができたことで、付き合った彼女たちはいろいろと教えてくれていたのだ。 もっとちゃんとして!と。 これでも真面目なほうなんだけどなーとか思いつつ、そんなことは全く関係ないということにも気付かされた(笑) 真面目さが仇となる終わり方がほとんどだったな。 つまり、付き合っている相手に対して心を開放し切れていなかったのだ。 愛ってなんだろうってボヤけた感じで付き合っていたのかもしれない。

 でも今はだいぶ認識できるようになってきた気がする。 人を愛することは、まず大前提として「自分を愛すること」なのだ、と。 なんかこう自分には男らしさに繫がる何かが足りない・・・そんな調子では心から一人の女性を愛することはできないのだ、と。 オレは何もわかっちゃいなかったんだなって気付いてきた。

 現代においては、恋愛のカタチも愛の質もひと昔前とはだいぶ変化したなーと思う。 オレは驚いたさ。 結婚生活30年の夫婦と娘二人の家庭に起きた残酷な事件に。 夫が何十年も務めて家族を支えてきたにも関わらず、退職金強奪目的で定年退職した夫を妻と娘二人が殺害した事件。 なぜこんなことができるのだろうか・・・と、自分に置き換えて考えると恐怖しかなかった。 人生まるごと不意にされる事件。 始めは愛もあったのだろう。 計画的に妻と娘二人に殺されたとなれば、いつからか愛は消え失せていて、金に目がくらんだのだろう。

 オレはね、女性が社会進出してきて企業の労働力に貢献してきたことは賞賛に値することであり、男尊女卑の時代に比べれば女性が力を持つようになったことも決して悪いことではないと思う。 でもね、経済力を持つようになった女性のうち、多くが男性を卑下するようになった。 現代社会をよくよく見渡せば、金にがめつい女が増えたなと感じさせられる。 男としては悲しい状況だなと思う。

 昔は亭主関白の家庭が主流だったのが、今ではかかあ天下で夫は妻の尻に敷かれて、給料は妻に牛耳られ、毎月わずかなお小遣いしか与えてもらえなくなった。 晩年離婚率も上昇傾向にあり、人々は幸せのカタチを見失いつつある。 結婚そのものに対する価値観が変わるのも無理はないなと思う。 それに、よく聞かれるようになったのは、家事は役割分担して夫も手伝うべきだと豪語する女性たちの声。 これにはオレも反対ではない。 しかし、炊事・洗濯・料理・掃除、何一つしない女もいるのだということを、過去に身をもって経験したことがある。

 ここまで来るともう愛もクソもない。 オレは働いていて、相手は働いていないのに、、、どうしてオレだけこんな・・・って苦しい思いをさせられたことがある(笑) 今じゃ笑い話だwww おそらく、そうして苦しんでいるオレの様子をあの女は面白がって見ていたに違いない。 でも、恨んではいないさ。 早々にケリつけて家から叩き出したから。 半年と持たなかった。 いや、3カ月か(笑)

 好きだけじゃ同棲も結婚も成り立たないことを、あの女が教えてくれたのだ。 自分の思いだけでなく、相手の思いも、行動で確認できないならば、そんな関係はすぐにでも断ち切ったほうがいい。 確か、あれだけ必死にがんばったのに、ありがとうの一言は一度ももらえなかったな(笑) それからというもの、女付き合いは一切ない。 そういう経験をすることになったのも、元を正せば自分が自分のことを愛していないからだと気付いてから、男について勉強するようになった。

 同時に、他者を悪く言うことも、愚痴を垂れ流すことも一切しなくなった。 それから5年余り経つ。 男らしさは幾らかは磨けてきたと思う。 女のケツを追うよりも大事なことは、男らしさというものを知り、自分の男としての品格を磨いていくことなのだ。 そりゃー自分のことを愛してくれる人がいるのならば、それに応えられるようでありたいというもの。 でも、昔の自分はそんなことは全く考えていなかった。 ただ本能のままにという感じだった。 それではダメなのだ。 他のだらしない男たちのようであってはいけないのだ。 自分の軸は紆余曲折を経て形成されつつある。

 もう二度と風俗に誘われてもオレは行かない。 ラウンジ、ガールズバー、パイパブ、ピンサロ、これらの売り上げは他の男たちに任せる(笑) 理性はしっかり働くのでね、断固拒否させてもらう。

 男が愚痴を垂れ流し、聞いてくれる人を探しては愚痴るようなことをしていて男らしさが磨かれるわけがない。 女々しい男だ。 そういう男がパイパブに通っているとなると、鳥肌製造機というネーミングがピッタリだ。 現代風に言うと・・・キショ・・・かな?(笑) 他人なのか知り合いなのか店員と客なのか、関係性がどうであれ、愛のない女の乳を揉むことに快楽と癒しを求めるような甘ったれた男とは関わらない。 (早いとこ乳離れしないと老境に入って狂うぞ。いるだろうが、校長が自校の女子生徒に対して買春行為して逮捕されただろ。 こうなるんだよ、女々しい男は。)

 で、女子学生が売春行為に走る根本的な原因というものがあってね、家庭内で母親が父親を虐げていると、男は弱い生き物だと見下すようになり、そのままの認識で育つもんだから、遊ぶ金欲しさにその辺の変態ジジィをひっかけるようになるんだとさ。 まさかうちの子がそんな!!とか思い込んでるバカ親はよく家庭の状況を見つめ直したほうがいい。

 子供の前で、母親が父親に対して接する時にある程度の緊張感がないと、子供は父親をナメ腐るようになり、いずれ男をナメ腐るようになる。 当然、父親も父親で一家の大黒柱なのだから威厳を持たせて家族と接しなければならない。 男尊女卑は極端かもしれないけれど、家庭の在り方としては父親(夫)に対して妻や子供が感謝と敬意をもって接することが、子育てには必要な形だと思う。 オレの両親もまさにそんな感じで、父親が家族全員の経済面を支え、母親は家庭のこと全般を支えながらオレたち3人を育て大学に出してくれた。

 父親にも母親にも勝てる気がしない。 ただ、理想像をオレの両親は見せてくれた。 父のような男性になり、母のような女性と巡り逢うことを理想とするならば、出来る限りそこに近づいて行きたい。 今はそれだけを考えている。 甘え腐った女々しい男にはハッキリと「愚痴ったり甘えたりしたいならオレじゃなくて他の人と関わりな」と、つい最近も言ったばっかりだ。

 そうやって言えば、女々しい男はオレを嫌ってくれる。 どんどん排除していく。 第一、男が男に甘えるなって話。 第二に、男が職場で愚痴垂れるなって話。 第三に、彼女のいる男が甘え根性で風俗で快楽と癒しを求めるなって話。 わかったかこのボンクラがぁwww カッコ悪いぞ? それでリーダーにでもなろうものなら、100%総スカン食らうぜ? 少しは男を学べ!! あ、そうそう、困った時は上司に話を聞いてもらう?? 自分でなんとかしようとは思わんのか!!ってオレなら言っちゃいそう・・・。 だから、関係を断った。 言いたくないからね、そこまでは。 オレを嫌うのはかまわないけど、自分の脳ミソを恨めって思うよ。

 その男に関しては、男らしさ以前に「恥」を知れ!ってことを・・・言ってやらないよ、敢えてね。 そこまで言う義理はない。 男の美徳を男は知るべきだし、女の美徳を女は知るべきだと思うんだ。 これは時代が変わっても普遍的なものじゃないか?? オレはまだ自分の男らしさに満足はできない。 体も鍛えなきゃいけないし、精神も知性も感性も鍛えなければならない。 全ての自分の時間をこれに投じる。 だって、男の子だもん♬(鳥肌製造機になりたいか?w) 乳離れ、ガンバレよ。 パイパブ卒業できたら相手してやるよ。

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