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BEST OF YEAR【石田かずき(ドンタコス)】

石田かずき(ドンタコス)

①2017年聴いたBEST3


IGNORANTES『Olor A Cuero Rancio,Vino Y Raja』(2016)
Remnants『True Palaces Never are』(2017)
knud viktor『Ambiance/images』(2017)

http://remnantsny.bandcamp.com/album/true-places-never-are

②2017年行った好きな場所・町・時間

ハードコアとミニマルとエレクトロと小沼丹のことをあーだこーだ相談していたスマーフ男組のマジアレさんが亡くなったことを知った5分後に見始めた目黒シネマでの「ゴケミドロ」でのラストシーン「すべては遅すぎたんだ」ってところは勝手に震えた。その後のDOMMUNEのHIPHOP最高会議の千葉さんや中原さんのトークにもぼろぼろ泣いた。友達の結婚式でいった札幌のキングムーというクラブの造りおもしろかったです。

③コメント


少し違うテイストのものからそれぞれ1枚選びました
1.2017年はAtoxxxicoの結成30周年ということでF.O.A.Dからの編集盤や1st単独の再発などが続いた。そのせいか例年よりアトキシコの名前をよく聞いたような・・・
その一方で、個人的にはAutarkiaとかSOCIEDAD VIOLENTAなどがやっぱり好きだという気持ちも芽生え、結局部屋にATAQUE FRONTALの7インチを飾るに至った。そう考えてみると、17年のベストは去年と同じくチリのIGNORANTESが妥当な感じかも(17年中に出たEdiondo(チリ)とのスプリットはやや磨きかかりすぎとは感じているが・・・)。
あとは、chango「Dia de extincion」(チリ)やDAGGER、LIMPWRIST、HARAM、ENZYMEの新作などをとりあえず置いて考えると、超久しぶりのリリースとなったSin fronteras record(B.E.T.O.Eとベストーベンのsplitが出た!)やPHOBIARECORDの活発さが気になった。スウェーデンのSCREWのDemoやPantalla「Realized Toxica」のドコドコ感を良いという人もいたが、個人的にははまりきれず、MILKのアルバムの小島くんのドラムかっこいい!!という年末でした。
2. 元PELIGRO SOCIALのRemnants「Accomplice Not Allies」(DiscoMMM) も好きなのですが、ニューヨークのRemnantsの「True palce〜」のB面のしょぼ甘酸っぱさ周辺を夏頃はよくききました。Miles Apartの突然の復活に喜びつつ、DON’T ASKというバンドやオリンピアのReflective tapesのEmoじゃないエモさ、Sister polygonは今年も気にしていきたい。 国内だとBows、東京のControl、Revolution for her smileをよくききました!東京の2sickWorryは2000年代のMAULED by TIGERSとか大好きだったからこそ最高!となりました。
3. PUNK以外からも1つ。Vinko GlobokarからはじまりChico Buarqueとかポロロンとしたやつも聞きましたが、SOAVEやSTROOMあたりの再発に加え、今年はPANをレーベル設立1〜2年目以来結構聞いた。とくにSTILL。あとMusic From MemoryからのOutro tempo以降は南米電子音楽的な方にも移行し、Jocy de Oliveiraとかもそのへんも。
でも、一番だらだら聞いたのはKnud viktorのBINからの再発になった。アンビエントとNEWAGEの再評価から遠い位置にいた一年でした。


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