キリキリコンピとキリキリジンに寄せて

M1 NOTWONKを初めて観たのはCAR10 1st.レコ発の中野MOONSTEP。ヤブさんがとにかく新鮮な喜びを交えながら興奮して紹介してたのを覚えている。とにかくTAPEはめちゃくちゃかっこよくて聴きまくっている。が、自分の中の感覚でまだ掴みきれていない。故に、何度もライブハウスで一緒になっているけどまだメンバーとまともには言葉も交わしたことがない。ダメだなー自分のこういうところ。

M2 17AGAINはいつも感化させられるバンド。いつからかライブが始まればその日の空気を変えられるようになっていた。グッときた瞬間なんていくつもあるけど、鶯谷what's upでのライブや、シェルターでのとある日のMCなど、忘れられない瞬間ばかり。うわ!って声も出さずに一人でアガっていた様子をメルシーのえのさんに見られていたこともあったっけ。板橋のピラミッド集合写真がどこかで使われるのを密かに楽しみにしています。

M3 スリーピングはライブはけっこう間が空いてしまってる。正式な音源が出る前のことかなー。とにかくこれはすぐに評判が広まるぞとやけに納得したのを覚えている。

M4 SUMMERMANはDANCE MY DUNCEあたりかな。SABANNAMANも含め「MAN」な若手がどうやらかっこいいとみんなで話してた。タケシコボーイはやたらtoosmellフリークだし、なによりライブハウスでよく出くわし、いつも大抵満面の笑みでライブを楽しんでいる。度肝を抜かれるようなすごさや洗練されたなにかはないと思っているんだけど、うまく言葉にできないけど僕が好きなバンドにあるあの空気を今の感覚でしっかりライブハウスに解き放っていると思った。こないだのリトルリーグで感じたあの空気も最高だったしね。好きなバンドです。自分の感覚によく馴染む。

M5 オーバーヘッドキックガールは昔、何度か観たことはあるけど、そこまで記憶が明確ではない。高田馬場とかかなーっては思う。当時、確かホマテロくんあたりからベースボールナックルと一緒に音源を買い、収録されている少ない曲を愛聴していた。ちなみにその頃から今までイケメンはっしーともまともに挨拶したことありません!

M6 Homecomings。作品をずっと愛聴しております。泡のように消えた恋人との初デートの名目は「ホムカミを一緒に観に行く」でした。淡い思い出付きで愛聴しております。うす。

M7 CAR10はここ最近の最高ぶりはなんか一言では言い表せないな。高田馬場音楽館とかで見てた時期は異質な感じがしてたけど、まだdemoを揃えるまでには至らず、柄物のシャツとくっしーのやたら赤い顔などなどしか思い出せません。まぁそれはうそだけど。ライブは見るたびによくなっていって、これはなんだかすごいぞ?っていうよりも先に、これは好きだなーと自覚したのはサイキック〜とのスプリットが出るか出ないかの頃。新宿JAMの外でヤブさんや川ちゃんたちとレコーディングの話とかしたの覚えてる。あとは1stの発売コメントに寄せた通りです。そこからのすごいスピードのマイペースに今後も期待。

M8 MILK。前から知ってたしどこかで見た気もするけど、今なんとなく調べたら2011年にSTEP WISEとかとこっち来た時に観たのは覚えてる。yep石田くんがやってたりしたバンドとのスプリットをその時に。あとはステゴロ関連でなにかと。もちろんそのスタイルは色モノでもなんでもなく、ハードコアをあの生音で。めちゃくちゃいいですよね、彼ら。音源期待してます。

M9 ハイハワ。原田くんの弾き語り動画をよく観ていた時期があり、時たま動画をツイートしたりしてた。1st発売時の特設サイトかな?の文章がとてもよかったなー。TOKO-NATSUやいろんなところで観た。が、最近観てないなー。

M10 odd eyesは西荻FLATでロンリーと一緒に来た時が初めてかなー。いや新宿のNODEだっけか。フィーコーのパンク喫茶。その時期その2つのバンドが超かっこよくて度肝抜かれましたわ。そのいろんな感覚が知りたくてインタビューもよく見つけては読んでます。7吋も両面ともよかった。

M11 キラーパス。覚えてるのは池袋マンホールかな。スペイン語ギリギリの時かその後もしばらくやってたか定かじゃないけど。その後もはやしっくがZINEに仲間として原稿を書いてくれたり、ライブに行くたびに遅刻で全然ライブが見れなかったり、全然目を合わせてくれなかったりするけど、今回の曲はなんだかすごいことが起きてる気がするんだ。どれがよかった?って聞かれたら答えてしまってる。7吋のMV観た時も自分にドンピシャタイムリーな心持ちで響いたけど、なんだか次の音源もザワザワさせてくれるんじゃないかと思ってる。ふふふ。

M12 ポップパンクレジェンド!ドゥードゥーズ、ディスガスをなんだかんだ聴いてたので当たり前にグッド。しかし、今気づいた。このバンド名義ではこのコンピで唯一ライブ見たことないってことに。

M13 LINK。ここに来て急に曲について触れるけど、めちゃこの曲頭に残ってます。聴き終わって。若い頃めちゃくちゃ聴いてて、八食で一緒に写真撮ってもらったこともあったり、完全にファンですが、復活した時は(シングル出した時あたり)なんだかモヤモヤしたもんだけど、今は昔の曲も今の曲も現役感あるライブで、やっぱりほとんど自分でも歌えるんだよなー!それがclubしょとかに行くとミックジャガーとか怠惰な日々とか聞けちゃう世の中なんだもんなー。ははは。最初は戸惑ったけど。新しい音源こちらも期待。

というわけでなにを書きたかったわけでもないんですが、今回の発売に浮かれてはいないけど、すごく意義のあることなんだなーって実感しながらも、自分のことを振り返ってみたわけです。終わりが見えなくて中身すっからかんの雑な記録になってしまったけど。

今回の記事についてだと、やっぱり安孫子さんのまえがきや、中村明珍氏の農業からのパンク締め、栄森さん、ジアクト五味さん、というかみんな素晴らしいんですけど、自分のがありきたりすぎてショックは否めません!

ただ原稿届いた時に安孫子さんがスーパーガッツポーズだったらしいので、それだけで最高だし、どこか遠くの少年が3人くらい同じようによくわからないものを知った時の心のガッツポーズをしてくれたらなによりです。そう自分が安孫子さんのまえがきを読みながら自分のここ10年くらいを思い返すとやけにグッときたのと同じように。

もっとちゃんとまとめたかったんですけど、書こうと思ってたテキストが賞味期限切れちゃうからこんな4点くらいの文章でお送りしてます。次のテキストがツイッターで書きたかったけど、おさまらなかったレコ発の話です。(もちろんこちらも雑なのであしからず。いきおいです。)


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