割と早めに出産してそのまま働き続けております その3

26歳で母になり、29歳でシングルマザーとなった私の経験談です。

ちなみに、私の息子が小.中.高校に通う間、一部の保護者の方から「シンママ」という言葉を耳にしました。直接というよりも間接的に耳に入る形で、最初は???で意味がわからないかったのですが、シングルマザーの略なのだとある日察しました。シングルマザー当事者の私からすると侮蔑的な響きがあって不快です。
学校で子供もしくは保護者が問題を起こしたとしても、両親が揃っていて、(特に母親が)子育てに専念している限り、家族の形を理由にはされないと思います。(〇〇さんちは専業主婦だから...などとは言わないですよね?)片親だったり、ワーキングマザー(ワーママ)だったりした時にだけ、家族の形を影でコソコソ変な略語にされて話題にするような習慣が無くなるといいなあと思ってます。

我が家は息子が大学に入った時点で保護者として他の保護者と連携するような責任を負わずに済んで、その点はやっと楽になりました。
息子も成人してるので、基本的に学校の事は全て本人にやらせてます。
アホなので、留年!なんぞしてますが、それも含めて自分で考えさせてます。

前置きが長くなりましたが、
今回はこの春"どんより"している方も多いであろう

PTAについて

体験した事をポツポツ書いていきます。

先ずは私個人の意見としては、PTA大嫌い。
仕事の方が大切だし、学校の事は学校でやって欲しい。役員を引き受けて下さる方に任せたい。辞退できるのであれば、お金を払ってでも辞退したい...というのが正直なところです。

が、しかし、結局小学校5年生でクジ引きで広報委員、中学3年生で卒業対策委員、高校は何と3年間広報委員長と本部役員を兼ねて務めました。

とても大変でおかしな事がたくさんありましたが、経験してからは、PTAというか、学校には親も参加した方が良い効果があるなと感じています。それから、ただ子供の年齢が一緒ということだけで本当に色々な親御さんとお付き合いできたのは、私にとってもいい経験でした。
我が家の場合は高校まで公立に通ったため、家庭の状況もピンからキリまでありました。会社でも管理的な立場にいる方や大学の先生、夜勤もあるお仕事をしてる方、ダブルワークで家計を支えている方、専業主婦の方、自営業の方など、私のように会社勤めをしているだけでは、全く接点がない方と子供の為にというそれだけで結構ディープな話をしたり、議論になったり。
でも、みんな学校にいる子すべてに等しく役に立ちたいと思ってやってました。
自分の子どもさえよければ...という人には1人も会いませんでした。
そういう純粋なボランティア経験を出来た事は貴重でした。

いま、役員を仕方なく引き受けてドキドキしてる方がたくさんいらっしゃると思いますが、この経験は結構貴重ですので、引き受けてしまった(笑)以上、それなりに参加する事をお勧めします。

あ、それから、子供って親がPTAやってるのを意外と頼もしく思うみたいです。

このPTA体験談、次回はもう少し具体例を書くつもりです。

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