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ミスチルの1stアルバム「everything」をギターサウンドの観点から短文レビュー





ロードアイミスユー

ホワイルマイギターっぽい哀愁ロック

深く歪んだ音色のカッティングが楽曲全体に用いられている。音がデカい。

Mr.shining moon

軽快なジャズ風味のギターが楽曲に彩りを添えている。伴奏と同じフレーズの繰り返しだがギターソロも有り。ハッキリと聞き取れる音量だ。

君がいた夏

シングルカットされた曲。

イントロとアウトロのジョージハリスン風味のスライドギターが印象的。歌が始まるとエレキギターの音が殆ど聞き取れない。アウトロのフレーズはイントロに若干の変化を加えた物だが尺は長め。



スタジアムロックを彷彿とさせるギターロックナンバー。

グシャッと歪んだギターが楽曲全体に用いられている。

ボストンっぽい伸びやかな音色のギターソロがミスチルでは珍しい感じ。

ためいきの日曜日

フリーアズアバードっぽいスライドギター(ジョージ・ハリスンオマージュ多すぎぃ!!)で始まる楽曲。

楽曲全体でスライドギターが活躍している。

しっとりした楽曲だが伴奏のギターは少し荒っぽく歪んでいる。


友達のままで

パーフリっぽい可愛らしい楽曲。

ギターパートに関してはガットギター(恐らく)のコード弾きがメインでエレキはアクセント程度だ。

チルドレンズ・ワールド

コレクターズとか極初期のピロウズを連想させるギターロック。

60年代ロック風のキャッチーなギターリフが楽曲全体で鳴り響いている。

アウトロのギターソロは70年代パンクっぽい


総論

・この時期のミスチルはめちゃくちゃギターが活躍してる。

・田原さんはジョージ風のスライド奏法を後のアルバムでも惜しみ無く披露するべきだった。
 
・結構歪んでる

・ジョージハリスンに捧ぐ

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