Shadowverse EVOLVE GP千葉参加レポート リンクルで勝つために編
はじめに
GP千葉お疲れ様でした!今回は、リンクルが好きすぎるが故に、リンクルUR15枚買い揃えて構築を練り練りした記録と、5-3で惜しくもDay2逃してしまったので、デッキの供養が出来ればと思い、記事を作成させていただきました。
自分の好きなカード(アーキ)で環境に立ち向かいたい!という方や、同じくリンクルを愛好している同志の参考になれますと幸いです。
いつものお約束
当サイトに使用しているカード画像は、Shadowverse EVOLVE公式サイト(https://shadowverse-evolve.com/)より、ガイドラインに従って転載しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。© Cygames, Inc. ©bushiroad All Rights Reserved.
そもそもリンクルって?
正直、環境でリンクル使っている人がほぼいないので、まずはリンクルについて紹介します。
リンクルは、テキストと対応する2種類のアルカナ・スペルを活用してバーンやルーティングを行うダメージソース兼システムカードです。
リンクルの強みは、進化後効果によるボード処理能力と、先述のスペルとのシナジーでデッキの再現性を向上させたり、ライフレースで優位に立たせてくれることです。
リンクル本体+スペル2種の計9枚で完結するので、とりあえずどのデッキに入れても仕事をしてくれるのが魅力だと思っています。
逆に、リンクルの弱いところは、進化前のファンファーレが安定しないことと、デッキに盤面に関与しない1コススペルが6枚入るので、デッキトップがかなり弱くなってしまうところだと思います。
リンクル遣いは、リンクルのファンファーレに救われ、裏切られ。を繰り返して生きていくとを宿命づけられてしまいます。
使用リストと環境ヨミ
最終戦績:5-3
戦績
1戦目:荒野ロイ○(後攻)
2戦目:かげろう○(先攻)
3戦目:かげろう○(先攻)
4戦目:かげろう×(先攻)
5戦目:秘術○(後攻)
6戦目:超越:×(先攻)
7戦目:荒野メア×(先攻)
8戦目:回復ビショ○(後攻)
想定相性
想定していたTier.1組
かげろう(占有率30%ヨミ):微不利(2T目リンクルが生き残れば勝てる可能性アリ)
荒野ロイ(占有率20%ヨミ):有利(よほど事故らなければ基本勝てる)
荒野メア(占有率10%ヨミ):微有利(選択しうるルートが2つあるので勝つためのプレイイングは難しい)
蝙蝠メア:(占有率10%ヨミ)微有利(2コスヴァンピィが怖い)
構築思想
今回、構築を行う上で意識したことは2つです。
①リンクルを最大限活かせるようにすること。
②極端なアグロデッキ(ロイヤル)とミッドレンジ~ロングゲームが可能なデッキ(ナイトメア)が環境に蔓延っているため、どちらか片方にガン有利、もう片方にもある程度勝てるようにする構築にすること。
1つ目ですが、先述の通りでリンクルは上振れと下振れが起こりうるので、それ踏まえたプレイイング(Fが空振りでも許容できること)と、下振れを減らすための構築が求められます。
なので、基本方針としては
A.1試合で投げるリンクルの回数を増やす(2~3回投げれるようにすること)
B.山をめくる回数を増やし、デッキの圧縮及びそもそもアルカナスペルをハンドに持っておくようにすること。
のどちらか、ないしは両方が求められます。
様々な構築(ヴィンセント型、秘術型、童話型、天使型、チェス型、超越型、天使超越型)を経て、最終的に方針Aに寄せて、荒野ロイに有利、荒野メアと蝙蝠メアに微有利になるようにチューンアップしたマナリアに到達しました。
採用カード解説
ここからは、カードの採用理由を述べていきます。
リンクルパーツ
言うまでもなく全部3投です。
盤面処理札
荒野ロイを見た時にマストになるパーツです。マナカーブ通りに投げてると荒野ロイは基本的に沈黙します。
フィニッシャー
フィニッシャーは大きく2パターン。対かげろう、荒野ロイだと大魔法ルート、対メア、秘術だとサフィラルートが優先されやすい。
サポート枠
割とここが自由枠。枚数配分も含めて未だに悩んでいる。構築で弄るならここになるのかな。って感じ。
EVOLVEデッキ
各対面との立ち回り
荒野ロイ
先攻後攻:どちらでもOK(個人的に後攻の方がマナリアとリンクルのバリューが上がるので後攻寄り)
マリガン基準:リンクルorマナリア
解説:実は、荒野ロイ対面は2T目にリンクルを立てておくと処理できる手段がほぼ存在しない(デスペラードショットくらい。商人ギミックが減ってくれて良かった。)ため、捲り次第ではイージーウィンできる。仮にデスペラードショット撃たれても、相手のテンポを阻害しているため問題なし。
マナリア、グレア、メドゥーサなどの強力な処理札を使いつつ、マナカーブ通りに立ち回ることを意識すればOK。
荒野ナイトメア
先攻後攻:後攻(ハンドが細いデッキなので、2回ハンデスされると一気に詰みかねないため。)
マリガン基準:リンクルorマナリアorジル
解説:先ほどと違い、2T目リンクルを処理する方法が豊富なので、リンクルは後3で投げるか、6T目付近まで取っておく。ただし、リンクルが2回以上絡まないと面の処理が追い付かないのと、サフィラの火力が落ちるため、積極的にキープ推奨。
マナリアは単純にパワカなのと、最近は減っているけどもルルナイ出された時に処理できるようになるのでキープしておきたい。むろん、相手がミッドレンジプランを取ってきたときにも活躍するので、1枚は握っておきたい。
蒙昧2枚はEXエリアに置いておきたい対面。
ジルを握りたい理由としては、1T目ジル→2T目魔弾の流れで手札を減らさないで盤面処理ができ、実質ハンド1枚分のアドになるため。
とにかく盤面処理しつつ、9T目のサフィラに繋げるのが基本ルート。時にはアンの大魔法を盤面処理に使うことすらある対面。
蝙蝠ナイトメア
先攻後攻:先攻(体力リソースが豊富なデッキなので、少しでも早くサフィラを投げたいため。ただ、相手が荒野型か蝙蝠型かを見極める方法がないため、後攻を宣言することが多い。)
マリガン基準:マナリアorグレアorジル
解説:蝙蝠を細かく処理したいため。ただし、先述のように基本的に蝙蝠か荒野かを見極める方法がないため、リンクルもキープしがち。
プレイイングとしては、荒野ナイトメアと同じで、基本的に相手の展開を処理して最後にサフィラで〆ることになる。ただし、荒野ナイトメアよりも体力ラインが高いため、処理されにくいマナリアで1~2回はリーダーに攻撃したいというのが本音。暴圧1枚、蒙昧2枚EXに置きたい対面。
かげろう
先攻後攻:先攻(後攻だとアリフ+バーで面を作られた時に負けが確定するため。)
マリガン基準:リンクルorマナリア
解説:とにかくきつい対面。今日、2~4回戦目が全部かげろうだったので、冗談抜きで毎回死を覚悟していた。この対面、基本的に2T目リンクルが取られない、かつ、アルカナスペルを3T目に2枚撃たないと基本負けると思っている。(相手が死ぬほど事故ってくれればまだ何とかなるかも?)
とにかく6T目までに顔を削り切ることにすべてを賭ける対面。持ち物検査を要求し続けないといけないので、1番冷や冷やする。
秘術ウィッチ
先攻後攻:どちらでもOK
マリガン基準:リンクルorマナリア
解説:実はかなりやりやすい対面。基本的に回復ゴリゴリしてゆっくり倒しに来るデッキなのと、アーティストメイジがリンクルをEXに送ってくることも稀にあるので、EXエリアを強力にしやすい。
基本的には9T目までお互いに盤面処理しながら、サフィラを投げて一気に倒しに行くと勝てる。ただし、ライリーが3回絡むと流石に顔面が持たないので、その場合は諦めるが吉。ただし、ライリー自身は1面しか処理できないので、アンのチョイスでグレアを出しつつ盤面処理に徹すると、どちらかが生き残ってしまうのを恐れる秘術側が処理を優先してライリー疾走してくるのが遅くなることが多いので、とにかく焦らず面を作りつつ面処理をしよう。
超越ウィッチ
先攻後攻:先攻
マリガン基準:リンクルor暴圧2枚
解説:もしかしたら、1番きつい対面かもしれない。回復が多くて先攻後攻問わず8T目にリーサルしてくるデッキなのでサフィラで勝つことが出来ない。超越に当たったら、暴圧を溜めて先5で暴圧3枚(リンクル進化はせず)するしかない。
おまけ
余談ですが、環境初期、自分はBの方針を選択してヴィンセント型リンクルを使用していました。
結果としては、コストのくっつきが悪く、事故って0-3を多発する結果に。
無念。
また、そのほかにも秘術リンクルを試したり、、、
天使超越リンクルとかいう、マジで頭のイカれた逸品を作ってしまったり、、、
サフィラで9T目に〆ることに全集中したコントロール型のチェスリンクルを作ったりしていました。
マナリアリンクルのオススメポイント
レアリティを気にしない場合、トークンカードも含めて7,380円で組めてしまう!
ちなみに、ベースとなるマナリアデッキは店頭で300円で売られていることが多いので、そこまで加味すると6,050円で組めてしまう!安い!
アキバの̚カドショだと、メドゥーサも特価で上800円、下500円くらいで変えたりもするので、上手にお買い物すれば5,000円下回る可能性すらある。
初心者で、エボルヴにハマれるか分からないけど、環境デッキはどれも15,000~20,000円くらいしちゃうから高くて厳しいという人にもおすすめできちゃう!
さぁ、みんなマナリアリンクルを握れぃ!
BP11『宿命の弾丸』環境感想
結論、めちゃくちゃ楽しかったです。
もともと、リンクルのイラスト好きだし、ショップランキングの景品でリンクルのプレマ出るし、リンクルで遊ぶか~。程度の覚悟で研究して名古屋で童話リンクルを持ち込んで3-3して悔しい思いをして本格的に千葉GPに向けて調整を行ったわけですが、5-3ということであと一歩まで迫れたし、何よりアキバのショップ大会で対面する方々に様々なアドバイスをいただきながらここまで構築とプレイイングを磨き上げることが出来たことが楽しかったです。
今後も、リンクルの研究は続けていくつもりですので、もしも対面したら、リンクル使ってくるんだろうな~~~!って思ってください。
最後に宣伝
最後に宣伝ですが、自分が不定期で主催しているEP杯というイベントを11月に開催予定です。11月の大型大会の日程が決まり次第、それと被らないように開催予定なので、楽しみにしていてください。
今回の千葉GPは惜しくもDay2いけませんでしたが、次は絶対行きます!!
そんじゃ~ね~✋
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