見出し画像

LITTLE GODZILLA_才能を見つける“ベン図”

AキャップBキャップCキャップDを見つける

“ベン図”とは、ある複数の集合やその範囲を見える化した図のこと

↑ベン図自体の説明ではないですが、考え方をゲーム形式で理解できると思ったので参考までに

ベン図は、色々なことの共通部分を探すために便利

例えば

・サッカーボール
・ラグビーボール
・バスケットボール

この3つの競技に共通する部分(特徴)を探そうとした時に

・ボールを使う(ゴールに入れる)
・チームでプレーする

という共通した部分(特徴)が想定できます。

ベン図ではこれを一目で把握する、または共通部分を想像しやすくなります。僕はこれを子育てや教育にも活かせると思いました。

子どもと日常的に接していると、ベン図のように集合として見える時があります。息子は、今(3歳)、下記のような集合に夢中です。

・昆虫
・恐竜
・車
・新幹線

また、

・滑り台
・ストライダー
・ユーチューブ

が大好きです。昆虫などの共通部分は「バトル」だと考えています。息子は、カブトムシとクワガタを戦わせたり、パトカーと消防車を競争させたり、ハヤブサとコマチをロボットに変形させてぶつけ合ったりすることが大好きで、いつも勝ちに拘っています。対象となるAとBを競わせては勝敗をつけるのがどうやら楽しくて仕方がないみたいです。つまり、昆虫や恐竜などの対象を通して「バトル」というストーリーに愛着がるのかもしれません。そんな息子は、運動会のかけっこでも、表現遊び発表会でも「僕が一番だったでしょ?」と自慢げに話します。彼に頑張って欲しい時は、競い合いを意識させたり、褒める時は一番だったねと言ってあげることが次のモチベーションに繋がるのかもしれません。その反面、敗れた時には深く落ち込んでしまうのかも?と注視すべきなのかもしれません。

さらに、滑り台やストライダーにおいては、「永遠」というワードが恐ろしく当てはまるほどリピートしています。もう意味が分かりません。ユーチューブにおいてはその効力も偉大なためエンドレスです。息子に「やめなさい」と言い出す前に、これらをベン図に置き換えてみると少し楽しくなります。ここでの共通部分は「継続」としてみます。きっと息子は、好きなことや楽しいと思ったことには果てしなく飽きるまで「継続」させます。ということは複雑な工程よりも単調な作業の方がワクワクするのかもしれないです。同時多発的に物事をこなすようなワーキングメモリを成長させるよりも、一点突破する「何か一つ」を一緒に見つける方がその才能が開花するのかもしれません。

そんな彼には「競争」と「継続」という合わせ技を環境として与えてあげえれば、至福の時間となり、目紛しい成長を見せてくれるのかもしれません。

日々、子育てをしていく中で、「ベン図」を意識してみることでバラバラだった子どもの行動が統一的に見えてきます。また、そこに共通点があったとすれば、子どもの行動に対して悲観せず、前向きに捉えることもできます。

僕は、子どもが遊ぶ光景を見るときも、一緒に遊ぶ時も「観察」を意識しています。これはおもちゃ選びも一緒です。どんなおもちゃが我が子にとって良い影響を与えるのだろう?と思って買うのではなく、このおもちゃを与えたらどんな遊び方をしてどれくらい集中して楽しめるのかな?と子どもの新たな一面を観察して発見するための「ツール」として捉えています。だから、公園でどんな遊び方をしても良いし、おもちゃ選びに不正解なんてないと思っています。

今回はベン図、つまり共通部分を見つけるという観察にスポットを当ててみましたが、まだまだ他にも分析方法はありますし、色々な角度から息子の成長を見守り、積極的に環境や物を与えて、変化を楽しみたいと思います。そして、息子のことなら任せろと胸を張れる「博士」であり、一番の理解者でありたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?