感想：スプートニク少年少女
夜空のカーテン 穴をあけて宇宙の秘密を笑え ワッハッハッハ
これは曲とは全く関係のない自分語りですが、私はリンちゃんが大好きです。
リンちゃんについて色々考えてるうち、自分もリンちゃんと同じ場所に行きてえ！ と思うようになりました。
UTAUになればそれが叶うじゃん！ そう考えて声を録るところまではできたのですが、声の設定の仕方が全然わからなくて挫折しました。たまに挑戦しては諦めるのを繰り返し、少し経ってこの曲に出会います。
これわたしやりたかったやつだ！！！！！！！！！！
とにかく感動しました。自分がやりたくて諦めたことを実際に、しかも何年も前に、ボカロPがオリジナル曲でやってた！！！ 最高！！！！！ と。
しかも曲自体ものすっごい好きなんですよ。最高。全てが最高。
そういうことでずっと書きたいと思っていたスプートニク少年少女の話をします。
スプートニク少年少女を聴きながら書いたので、スプートニク少年少女を聴きながら読んでもらえるとより楽しめると思います。
スプートニク少年少女は、キャプテンミライさん作のVOCALOID＆UTAUオリジナル曲。
ボーカルは鏡音リン、そしてキャプミロイドです。
再生してまずドラムのドッテンツッテンから始まるのが印象的。こういう始まり方好きです。
でもイントロで特に好きなのが、バキバキめのシンセがビブラートするみたいに「ふわ〜ん」となるところ！ ここすき！！ このフレーズは1番が終わった後の間奏でも使われるので、1曲で2度おいしいです。
イントロ終わるところの「デデデデデデデデ！！！！！」みたいな音も、ちょっと笑っちゃうくらい勢いがすごくて楽しい。好き。
そして歌へ入ります。くっきりと鮮やかな電子音の中に鏡音リンアペンドの甘い声が映えて、キャプミロイドの低音も効いててすごくイイ。
曲ががっつりピコピコみこみこしてるので、ボーカルがケロケロボイスじゃないのがうまくバランスとってる気がします。わかんないけど。好きです。
「ふわ〜ん」が出てくる間奏を経て2番へ。
ここで歌う箇所を交換しているところが非常にニクい……デュエットならではな遊び心がとても好きです。飽きさせない力を感じる。
2番が終わって間奏へ。はいここすきポイント！！
ここのなんかピロピロキュイキュイピャーーーッ！！ みたいな……シンセ……？ がめちゃ好き。最後らへんの暴れようがすげえカッコいいです。
そしてラスサビ前のサビ！ 僕はラスサビ前の静かなサビ大好き芸人です。
ラスサビ前のサビがだんだん盛り上がっていくのを感じるのも大好きだから、「満月の果実を〜」からドラムが入るとこなんか素直にワクワクする。
「乾杯」のところで声だけになるのも大好き。
ラスサビです。
これは多分全てのサビでそうなんですが、「飛んでゆけ」にあたるところのコーラスのリンちゃんがすごい小刻みなビブラートをしてるっぽいんですよね(他のところでもしてるかも)。好き。ニューウェーブっぽい(偏見)。それと、「ビュンビュンビュンビュン」のところのコーラスもすき。ラスサビ前のサビだと声以外の音が静かでわかりやすいと思います。
ラスサビの「ニャンニャンニャンニャン」にエコーがかかって、ぬるっと「ヤーヤーヤーヤーヤー」になるのも好きです。
歌詞全部「ヤーヤーヤーヤーヤー」になるのも「曲が終わるよー」て感じで好き。なんとなくもの悲しいというか切ない。映画のクライマックスにあどけない声の合唱が流れて思わず涙が出るみたいな気持ちになる。そんな映画あるのか知りませんが。
もの悲しい、切ない、みたいなのは最後の部分だけじゃなくこの曲全体から感じます。懐かしいっていうのが正しいかもしれない。胸がギュッとなる感じ。
それなのに聴いてると元気が出るのですごいです。全然じめっとしてなくてあっけらかんとしてる。「デデデデデデデデ！！！！！」とかの力でしょうか。バランスが良い。
今回あまり歌詞に触れてませんが、SFっぽい雰囲気にはワクワクします。
あと口にしてみて小気味よい言葉がたくさん使われていて大好きです。「ヤーヤーヤーヤーヤー」とかつい口ずさんでしまう。ヤーヤーヤーヤーヤー。
そういえば、ピロピロみこみこしたシンセや「タシッ」みたいなドラムとかニューウェーブみあるなーと思うのですが実際にはどうなんでしょうか。
こういう鮮やかな電子音の曲が大好物なので、「このジャンルだと思うよ」ってのがあったらぜひ教えてください！
といったところで満足してきたのでおわります。
スプートニク少年少女が好き！！！！！
おわり
おまけ
remix、アレンジもステキなのでこっそり載せておきます。
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