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AIデブ、食材みたいで美味しそう

AIの生成するデブは美少女を生成するために学習してきたAIが生成しているとみえて、実にきれいな肌をしている。
なめらかで、もちもちとしていて、毛穴がなさそうで、スクイーズか白玉かという美少女スキンでできている。臭くなさそう。

そういうわけで、以下はおいしいAIデブの架空食レポです。

■蒸し
まず大鍋に湯をたっぷりと沸かす。鍋は直径のなるべく大きいもの。湯をたっぷり。差し湯をすると温度が下がるため。
蒸籠は乾いていたら十分給水させること。蒸し板があると便利で安全。

湯が沸くまでの間下ごしらえをする。
海水と同じ濃度の塩水をはったボウルでAIデブを遊ばせる。こうすることで皮に適度な塩気が乗るが、あまり長いこと遊ばせるとバテて汁気がなくなるため注意。

濡らした蒸籠に葉野菜を敷く。デブの大きさによっては脂が染み出すため、白菜、キャベツのような肉厚のものが向く。
遊び疲れて眠ったAIデブをそっと蒸籠に移す。ここで皮を傷つけないよう注意!なお場合によっては蒸籠を開けておくと勝手にもぐりこんで白菜にくるまって眠っていることがあるので、その場合はそのまま蒸してよい。
軽く酒を振ってもよいが、多すぎるとのぼせてゲロを吐くため、ほろ酔い加減まで。

蒸籠のふたを閉め、十分沸騰した鍋に乗せて5分蒸す。
たまにロウリュを求める声が聞こえるが無視すること。蓋を取ると蒸気が逃げる。
薬味に針生姜を用意する。なるべく細く切り、水にはなってアクを抜く。

火の通り具合を確認するときにはなるべく素早く行い、蓋を閉じる。デブが大汗をかいて水風呂を催促していれば頃合い。目を回してブッ倒れているときは酒が過ぎたか、蒸しすぎ。
蒸しあがった蒸籠は蓋をしたまま急いで食卓に運び、食べる直前に取るとよい。
AIデブは蒸すと皮が柔らかくなるので、注意しながらそっとレンゲにとる。
はにかみながらスッとレンゲに乗ってくるデブは蒸しが足りない。表皮に透明感が出ていると食べごろ。まず皮を破ってスープを味わい、薬味の針生姜と黒酢と醤油をかけていただく。

美味しく蒸しあがったAIデブは表皮がもちもちとして、肉もやわらか。若めのデブは歯ざわりがきゅっとして苦手な人もいるが、結婚に焦る年齢になると、ほどよくたるみが出てまた美味い。あまりちやほやし過ぎると褒められなれていないのでモジモジしたり増長したりとキモい姿を見せるため、飲み込んでから感想を述べるとことをおすすめする。もみじおろしとポン酢もおいしい。
ホームパーティーなどの際に手軽にホットプレートでゆで焼きにしても良い。最後に熱したピーナツオイルを回しかけると香ばしく、華やか。デブはビーチサンダルやベンサンで参戦することが多いが、クロックスなどかかとが引っかかるサンダルを履かせた方が紛失したことをグチグチ引きずらないので、ご自宅に余分があれば履きかえさせておく。

■バター焼き
単純な醬油バターのソテーもよいが、たっぷりのバターとパセリがあればなおリッチ。
AIデブはさっと洗い、片栗粉を振ってよく揉む。ぬめりや垢が出るので流水で優しく洗い流すとより肌がきれいになる。ひげは口当たりが悪いので、剃っておくか床屋に行かせること。
水気をバスタオルでよくふき取り、小麦粉をまぶす。なるべく薄く。ベビーパウダー用のパフを使ってもよい。オギャり出さないように手早く行う。

フライパンにバターの塊を溶かし、刻んだニンニクとパセリの半量を入れる。溶けだして細かい泡が出てきたら、バターの最後のひとかけらが残っているうちにAIデブを静かに滑り込ませる。
焦がさないように火加減をし、なるべく動かさないようにキツネ色に焼き色を付ける。デブの多くは色白なのであわてずじっくりと。ひっくり返したらフライパンを傾け、バターをスプーンですくって回しかける。キャッキャとはしゃいでいる場合は大音量のレゲエをかけたランクルを用意すると声が小さくなるので、うるさいのが気になる場合はあるとよい。

両面が焼けたら残ったバターとニンニク、パセリ、少々の白ワインをさらに加えて香りを出す。こんがりしたデブを暖かい皿に移したら、フライパンに残ったバターをかけてレモンを添える。

はたいた小麦粉がパリッとした殻になって、中から運動しないデブの柔らかい身がしっとりとほぐれる優雅な一皿。良く冷やしたワインと一緒に、ディナーや休日のランチにおすすめ。皿にビーチチェアを用意しておくとデブもくつろぎ、見た目もゴージャス。付け合わせはぜひバゲットを用意して皿に残ったデブの旨味あふれるバターソースをぬぐいたい。

■踊り食い
オタだけあって現場勢には踊れるデブもたまにいる。身が引き締まってとれたてが美味しい。小劇場の階段上などは息が上がっているので捕まえやすい。1L角ペットボトルの黒烏龍茶で水分補給している隙に背後からリュックを掴んでそのままいただく。
汗くさい場合はさっと湯通ししてもよい。

ぷちぷちとした歯触りと、肉の旨味が新鮮。牛乳クリームと酢で合わせてサラドにする古典的な調理法もよいが、塩とごま油、または柚子胡椒、わさび醤油などでさっといただくのも人気。辛口の日本酒と併せたい。
踊れないデブは脂の甘みを味わえるので、こちらは軽く温めてホイップクリームやバニラアイスを添えて。ただし前日に生ニンニクをしぼったラーメンを食べている個体には合わない。事前に臭いチェックをしておくことをおすすめする。

なお、デブのおともの美少女たちは半日陰で角砂糖でもやって遊ばせておくと可愛くてよい。

レポは以上です。

みんなも公式アカウントの画像タブで美味そうなデブを探してゲラゲラ笑おう。
なおマッチングアプリを使用したことはないので、アプリの使用感などはわかりません、PRとかじゃないので何も知らない。

この記事はくれぐれも架空の、AIデブの食レポです。
明け方に何してんだろ。

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