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29年生日記

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日記です。
運営しているクリエイター

#喫茶店

2/6「CATCHER in the 巣鴨。」

〈たぶんガールズバーの女の子が雪遊びしてるから後ろみて。〉  僕が座る席の真後ろにある部屋の広さは力士で換算すると4人か、いや、人間の尊厳とか道徳とか無視してぎゅうぎゅうに詰めれば5人くらいの広さで、そんな喫煙室で一服をしているともだちからラインが飛んできた。振り返るとピースを指で挟んでいるともだちがガラス越しに外を指している。レースカーテンを開け、外を見回す。細い路地は日中降り続けていた雪と雨が染み込んで黒く、歩道の白線が際立つ。露光量を増やし、コントラスト値を上げて、レタ

9/7「行きつけの喫茶店を危うく失いそうになった。」

危うくどころか、僕には行きつけの喫茶店が一軒しかありません。 そのたった一つの場所を失いかけた話の前フリがこちらです。 ↓ ↑ 読んだ? きっと読んでないでしょ? なので、忙しい現代人のあなたに合わせて、かいつまんで説明させていただきますと、 「行きつけの喫茶店でバイトし始めて、  自分の社会適応力のなさを思い知り、虎になりかけた。」  そんなところです。 (これ見ても分からないキッズの君は、レビュー数アップにご協力を!) あれです。 年齢を重ねれば重ねるほど傷

4/2 「初稿完成したけど、まだ道半ば」

取り組んできた長編小説の初稿がやっと完成しました!(いえーい✌) 完成まで約二年。(いや、遅筆過ぎん?) 今日はそんなことをつらつらと書いていきたいと思います。 (前置きはいい。さっさと本題いけ。と思ったあなたは、PM5:00から読んでね) PM 4:00その日は曇天。 最近の気温は春なのかまだ冬なのかよくわかりません。どれくらいわからないかというと「私いくつに見える?」という問いかけに対する最適解と重要性くらいわかりません。(スギ花粉とこの問いかけはいい加減消滅してほし