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メジャーな四間飛車穴熊

1から四間飛車穴熊を勉強したい方に書いておこうと思い
まずは巷で紹介されている形を紹介して
次に山下流を紹介させていただきます。

相穴熊

図から次の一手が急所です。

ヒント:穴熊に囲う前に

角頭を狙う

▲88玉と間接的に角のラインに入った瞬間
図の△54銀と上がるのが定跡

次に65銀と出ていければ良し

大きく二つの変化に分かれる

居飛車の対応は①▲66歩と②▲66銀に分かれます。

角道が止まる
4枚に囲える

囲ってからではダメ

お互い三枚くっつけた穴熊に囲ってからの
銀上がり(角頭狙い)ではもう遅いのです。

銀上がりが遅い例

簡単に受けられてしまう

図のように76の歩を受けられてしまい四間飛車穴熊失敗です。

また▲86角で53の地点を狙われているのが
四間飛車穴熊の欠点

ということで居飛車の▲88玉に反応して△54銀が正解と言われているのです。

①▲66歩型

まず歩から。

銀上がりの効果で角道を止めさせた

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角
▲4八銀 △4二飛 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉
▲5六歩 △3二銀 ▲7七角 △4三銀 ▲5七銀 △8二玉
▲8八玉 △5四銀 ▲6六歩 △9二香 ▲9八香 △9一玉
▲9九玉 △8二銀 ▲8八銀 △7一金 ▲7九金 △6四歩
▲5八金 △6二飛 ▲6八金寄 △5二金 ▲7八金寄 △1二香
▲3六歩 △4五歩 ▲6八銀

解説はしません。こうなるのが定跡で多々書籍には書いてあります。

四間飛車穴熊の指し方の難易度が高い

②▲66銀型

もう一つ知ってもらいたい歴史が
▲66銀と上がって角頭を守る手です。

相手の対応によって大きく流れが異なる

▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲2五歩 △3三角
▲4八銀 △4二飛 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉
▲5六歩 △3二銀 ▲7七角 △4三銀 ▲5七銀 △8二玉
▲8八玉 △5四銀 ▲6六銀 △6四歩 ▲7八金 △9二香
▲9八香 △9一玉 ▲9九玉 △8二銀 ▲8八銀 △5二金左
▲5九金 △6二金寄 ▲6八角 △6五歩 ▲7七銀引 △6三銀
▲6九金 △5四歩 ▲7九金寄 △4五歩

広瀬流

振り穴王子だった頃の得意型になります。
6筋で駒の柱を並べて5筋で戦っていく手法です。

こういうのがあるんだなと知れば大丈夫

そして、これから紹介する四間飛車穴熊は山下流です。
上記の難しい定跡を全く知らなくて良いのがメリットです。

参考棋譜

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