相掛かり相棒銀
盤面を反転させて後手からの解説です。
お互いに飛車先の歩交換をして
お互いに棒銀をしてきた局面がこちらです!
開始日時:2024/03/11
持ち時間:15分+30秒
場所:81Dojo
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛
▲7六歩 △3四歩 ▲2八飛 △2三歩 ▲8七歩 △8二飛
▲3八銀 △7二銀 ▲2七銀 △8三銀 ▲3六銀 △7四銀
▲4五銀 △8五銀 ▲3四銀 △7六銀 ▲2六飛 △8七銀成
▲8三歩 △同 飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲6五角 △8四飛
▲4三銀成 △7八成銀 ▲同 銀 △8八飛成 ▲6九銀打
先手からの踏み込み
先に攻めたら先手が良いというほど単純な局面ではありませんでした。
角交換して△27歩▲同飛△45角
先に攻めた方が不利。
これは後手が有利な形勢です!
先手の最善は▲26飛
△87銀成を成らせた方が良い!?という考え方です。
後手は攻めても良い
この場合、後手は(図)△87銀成が出来る。
なぜかというと先手は浮き飛車だからであります。
同じ手筋
この手筋が使えるのは居玉だからこそ。
もしも▲68玉型だと△78成銀が王手になってしまう為
この手筋は使えません。
△84飛に▲43銀成
先手の飛車が▲28飛かどうかで形勢が変わる事を知っておきましょう!
この局面の場合▲26飛型なので互角なのです。
もしも▲28飛型だったら飛車の横利きの守備が堅い為先手が有利です。
「一手指した方が有利というわけではない」
という事が理解できる【定跡】かなと思います。
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