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先手中飛車vs三間飛車【研究1】

ここから三間飛車で対応できる


5筋をケアするなら△44歩は絶対の一手。

もしも2手目△42銀だと▲76歩の時に
後手は角道を開けられないので困る。

四間飛車じゃなくても対応できる研究を披露します

参考棋譜

▲5六歩 △4四歩 ▲5八飛 △3二銀 ▲5五歩 △4三銀
▲7六歩 △3四歩 ▲6八銀 △3二飛 ▲5七銀 △3五歩
▲5六銀 △3四飛 ▲6五銀 △4五歩

中飛車棒銀

▲56銀の進出は嫌ですよね?

次に▲65銀と出られて5筋の歩と銀を交換を狙っています。
三間飛車はその筋だけは防ぎたいですがおススメの一手があります。

次の一手を書籍で調べたところ△62玉や△52金でした。

研究の一手

△34飛が思いついた一手。

3筋の歩交換をしないのがミソです


浮き飛車で受けます

狙い通りに進出すると

▲65銀。

次に▲54歩を狙っています

飛車の横利き

△45歩。

ついさっきまで突けなかった歩が
相手の▲65銀で△45歩!が可能になりました。

5筋に利かす飛車

3筋の歩を交換してしまうと

これで△34飛を引ければこの方が良いが…

5筋が間に合わない

形勢は互角
だが

5筋の交換は中飛車にペースを握られてしまいます。

次回

次の記事では、この局面から考えられる戦いについて考えていきます。

新しい中飛車定跡


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