スペイン=サン・セバスチャンの魅力
¡Hola que tal!
こんにちは!ファンズ 株式会社の平田です。
12月に入社したばかりの為、なかなか当社ビジネスについて偉そうな事を書けるような状態ではございませんので、かる〜く私の好きな旅行先について書かせて頂きます。
ベトナム在住時、旧正月休みを利用して2020年1月にドイツ・フランクフルト→スペイン・バルセロナ/サン・セバスチャン→ポルトガル・リスボン/ポルト、という行程でヨーロッパ旅行に行ったのですが、飛び抜けてサンセバスチャンが素晴らしかったです。それどころか、今までの人生で訪れた観光地の中でも個人的にはNo.1になりました。あまり馴染みのない地名かもしれませんが、是非名前だけでも覚えていってあげてください。
サン・セバスチャン基本情報
州 バスク州
県 ギプアスコア県
人口 約18万人
バスク語での名称 Donostia
住民の腕毛 濃い目
サン・セバスチャンの素晴らしいところランキングベスト5
第5位 冬は暖かく、夏は涼しい
直前に訪れた1月のフランクフルトの気温は0℃近くまで下がりますが、サンセバスチャンは寒くても7℃ぐらいで、比較的温暖です(1月の東京の最低気温は2℃程)。
逆に夏は涼しく、8月の最高気温は24℃程にしかならないので、スペインでは避暑地としても有名です(綺麗なビーチも有)。
第4位 静か
首都マドリードの人口3.2百万人に対しサンセバスチャンの人口は約18万人。飲み屋街でも人を押し退けて歩かなければならない程の混雑はなく、都会のストレスは皆無です。中心街でさえ夜12時を超えると殆ど人はいない為、コンテンポラリーダンスを踊りながらホテルに帰っても全く問題ありません。
第3位 サッカーチームが熱い
サンセバスチャンにはレアル・ソシエダというサッカークラブがあります。2010-2011シーズンから10年以上トップリーグ=ラ・リーガに在籍し続ける中堅クラブですが、レアル・マドリードやバルセロナのような潤沢な資金を使って他クラブからスーパースター選手を次々と獲得していくような資金はありません。限られた資金の中でチーム力を維持すべく、育成に非常に力を入れています。10月に行われたヘタフェ戦では、スタメンの11人中9人がレアル・ソシエダの下部組織"Zubieta"出身と、多数の選手を育成組織からトップチームに輩出しています。
しかし、単純に「育成に力を注いでいます」と言っているだけではなく、しっかりと実績も残しており、19-20シーズンは6位/20クラブ、20-21シーズンは5位/20クラブと、2年連続でヨーロッパリーグ出場権を獲得しています。今シーズンは11月までなんと強豪レアル・マドリード、バルセロナを抑えて首位と堅持しておりました!(その後クソ審判のせいで調子を崩し現在は4位)
サッカー好きの為色々書いてしまいましたが、簡潔に申し上げると「アンチ巨人の人が好きになれそうな、みんなの成長を楽しむことができる没入型サッカークラブ」です。また、下記画像の通り、ホームスタジアムはピッチが近く、臨場感が凄まじい最高のEstadioです。
第2位 料理がおいしい
サンセバスチャンは食に対するこだわりが引くぐらい強いです。
男共が自慢の料理の腕前を披露し合う美食倶楽部”Sociedad(=Society)“が100団体以上存在し(Real Sociedadというチーム名はここから来ていると推測)、世界でも珍しい4年制の料理大学、Basque Culinary Centerがあります。
このような食に対する意識が非常に高い人が集まっていることから、バルも同じくハイレベルになっていきました。サン・セバスチャンのバルはバルセロナのそこら辺のお店とは冗談抜きで比べ物にならない程ハイレベルな所がそこかしこにひしめきあっています。筆者は当地に1泊しかしなかったのですが、滞在中推定80回ほどこの街で「うんまっ!!!!」と叫びました。
言葉でどれだけ伝えても意味がないので、下記の画像集をご参照下さい。
フォアグラ
牛ほほ肉のワイン煮込
さっぱりチーズリゾット
バスクチーズケーキ
ポルチーニリゾット
うにプリン
ようわからんやつ
牛肉のタルタル
第1位 急に公園に乗り込んで来たアジア人のおっさんと一緒にサッカーしてくれるぐらい、いい人ばっかり
個人的な目標として、50代のうちにサン・セバスチャンに移住したいです(その為にスペイン語勉強中、最近覚えたフレーズは「ウンポコ(un poco)」=すこし)。
¡Aurrera Reala!
文責:平田 健祐
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