見出し画像

19. メルマガこぼれ話1


2012年から発刊している週間メッセージがVol.400を迎えた。
タロットなど触ったこともなければ、存在そのものが胡散臭いと思っていたタロットにズビシッと来て迷った挙げ句に購入し、詳細な解説書がありながらも意味不明で、ほぼ放置確定だったタロットを通じてまさかの週間メッセージのメルマガを発行するに至るとは想像だにできなかったわけで、始めたら始めたで、間違ってたらハズしたらどうしよう?と、つい最近までビクビクしながら発行してきた。(笑)
それでも続けて来られたのは、読者登録くださっている人が居るという事實と、経済的自立のためのデモンストレーションとして始めたはずのメルマガが本当は誰よりも自分が聞くべきメッセージだと氣づいたことが大きい。

不特定多数に発信していると思うと、当たってナンボ、外れりゃニセモン
という自我の声に怯えるしかないんだけど、誰よりも自分が聞くべきメッセージをシェアしてるだけだと思えば怯え数値は確実に下がる。
プレゼント企画とかやっちゃおっかなー?とか思ったけど、特に400という数字に思い入れも無いし、ただのキリ番だし、飽きっぽいわたしが継続でき
たことが奇跡ってことで読者登録継続のお礼だけを述べるにとどまった。


毎週ではなけれど、メルマガのためのリーディングをしていると頭の中に
音楽が流て来ることがある。
最初の頃は、たまたま思い出したのだろうぐらいに思っていたけど、何となく知ってるぐらいだったり、よく知らない曲が流れていたりもするので、頭の中に流れている歌詞の一部から検索して曲の詳細を調べていくと、リーディング結果にマッチする歌詞だったりすることがままあので『今週のBGM』として伝えるようになり、Vol.400のBGMは、あるだろうか?なんて思いながらリーディングしていたけど・・・・・ 聴こえてこない。(笑)
ひょっとして先週、毎朝目覚めると同時に頭に中に流れ始めてた遥海さんの
PrideがBGMだったりするのかしら?
と、考えたとたん「違う!」と言わんばかりに頭の中に流れて来たのは、
Heading for Tomorrow / GAMMA RAY だった。
今週のメッセージでアピールしてきた3枚の内の1枚目の【大氣の父】の
呟きに出て来た『約束の地』とTomorrowがリンクしているように感じた。


うゎぁっ!! 懐かしい!


すかさず動画漁って聴きながらメルマガの下書きしてたら昔のことを思い出した。
ジャーマンメタルというジャンルを確立したと言っても良いであろう
Helloweenからギターのカイ・ハンセンが脱退して生まれたバンドGAMMA RAYは、Helloweenのヴォーカルとして迎えることが叶わなかったラルフ・ シーパースを迎えることに成功し、理想的な環境を手に入れたカイが意気揚々とGAMMA RAYとして日本で初ライブを行ったのが1990年11月。

い‥行きたい!

当時、妊娠中だったこともあり、悩みに悩んだものの、妊娠8か月の安定期
にも入った所なので行くことにした。
当時は、妊婦さんが着る服といえば、マタニティーウェアなる専用のものが主流で、日に日に大きくなるお腹に対応できるデザインだから、誰が何処からどう見ても完全な妊婦に見えるデザインとなっている。
そうしたものを嫌う現代の妊婦さん各位なれど、氣づかれるか否かビミョウなマタニティーマークをぶらさげるよりよっぽど安全なんじゃ?とは思う。
でまぁ、そういう専用の、誰がどこからどう見ても妊婦にしか見えない服で渋谷公会堂に乗り込んだ。
入場時は、周囲もライブ前の興奮のためか妊婦の存在には氣づいてもいないようでホッとしていた。(笑)
少しでも違和感を覚えたら座ることを前提にひとまず立ったままライブの
開始を迎え、暫くすると、お腹ではなく前席の青年の動きに違和感を覚えて目をやると、やはりリズムを取っている動きの癖が強い。
独特な動きが時々視界に入って氣になりつつも、ライブは瞬く間に終了。
会場の点灯と同時に発生する混雑回避のため、ライブ中は座ることのなかった座席に座って安全が確認できるまで待つことにしたら、前席の青年も座っていたので考えは同じなのだなと一人で納得した所で青年が何か大きなものを手に持っていることに氣づいてよく見ると松葉杖だった。

えっ?(汗)
あの人、ずっと立ってたよね?

勝手に連帯感覚えちゃって脳内で握手して讃え合った。
混雑が一段落してからゆっくりとホールを出て、ロビーで同行者のトイレ待ちをしていると時々何やら視線が刺さってくるのに氣づいて見渡すと、向かい側でゴリゴリにキメたロン毛のメタル兄ちゃんと姐ちゃんのカポールが こちらを見ながら耳打ちしている。
「ねぇ、あの人・・」微かに聞こえたその声に心の中で「ぁぃ妊婦デスヨ。」と答えてみたら、スッと視線を外された。(笑)
別のロン毛の兄ちゃんは、こちらに氣づいてすれ違いざまに呟いた心の声「ぇ‥マジかよ!」が聞こえてきたので「マジデスヨ。」と答えてみた。
皮ジャン・ロン毛・ブーツが制服みたいなこの会場でマタニティーウェアは、かなり異質で最初はただのデブに映るらしくて、「すげぇデb‥!!!!」 からの状況把握で驚愕するといった流れのようだった。

同行者が戻り、駅に向かう途中で前席の松葉杖の青年について話した所、
その妊婦スタイルでライブに来たアンタも大概なんじゃ?と言われた次第。
翌春生まれた娘が初めて口ずさんだのは、Carry on / ANGRA で、胎教ある
あるを体験した。
そんな娘が今春無事に出産したのだけれど、わたしが娘を妊娠した際の出産予定日は、わたしの誕生日で、娘の妊娠を知らされた時、ひょっとしてお孫ちゃんの出産予定日は娘の誕生日だったりして?なんて思ってたら、本当に
娘の誕生日が出産予定日となってやっぱりねー♪と大爆笑。
数字の不思議は思わせぶりなれど追わないと決めている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?