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315. 大げさかしら?w

買い物は社会を育てる大事な1票、買い物は
投票であるという概念がある。
まともに選挙も行われない昨今、確かに我々が
直に投票できるのは買い物だけかもしれない。
だからこそ、多重税を毟り取っておきながら
日本人には還元しない謎のニッポン犯罪政腐や
消費者より株主を優先する製造企業の〝やり口〟
への監視とその共有は、志を同じくする人々と
持ち寄る必要性は高まっている。

築地の豆屋三栄商会

昨年見つけた無農薬の麦茶を今年もひと夏分
取り寄せた。
梱包ひとつから感じる〝姿勢〟から信頼できる
店舗さんのひとつ。

〝便利で新しい〟をお金にアルケミーさせて
ナンボの企業は、煮出して飲むものだった
麦茶を水出し可能にして発売した。
ジワジワと核家族化と共働きが当たり前の
世の中に仕向けられ、ヤカンで煮出す時間も
惜しむほど疲弊した人々は好奇心から手を
出して仕上がりの色の薄さに不安を覚えて
飲んでみたら見た目の悪さほど味は悪く
ないことから『飲める』に着地。

スーパーの棚には各社の水出し麦茶が並び、
水出し麦茶がスタンダードになりつつあった
タイミングで「麦茶ってこんな味だったっけ?」
と體が麦茶を欲するようになり、棚から
数少ない煮出し専用を買ってみたが、體が
「違うコレじゃない💢」とOKしないもん
だからここ数年、実は、夏ってぇと麦茶
ジプシーになっていたwww

取り寄せは最終手段として、日常使いの
ものは、なるべく生活圏内で調達したい
ってんで、異なるスーパーに行くも、判を
ついたようにお馴染みの商品が並んでいる
から、直販に訪れると大量の試飲と大量の
麦茶トークを聞かされる事で有名な大粒の
麦茶も買ってみたりしたけど、上品すぎて
「違う‥」って、どんだけ拘ってたのよ⁉️
と我ながら驚くほど煮出し麦茶にOKが
出ないので、これはもう取り寄せしかない
ってんでキーワードも少し変えて検索して
出てきたのが上記のもので、画像をみた
瞬間に内側から「これーー‼️」と響いて
マジかよとwwと頼んでみたら美味い。
おそらく地域によって好まれる味が違う
であろう麦茶、東京で生まれ育ったわたしの
口とノスタルジーにフィットしたのはコレ
だった。

この麦茶ジプシー体験から、無意識に
すり替えられる事への注意を怠っては
ならないと痛感した。
水出し麦茶を美味いと感じているなら
そのまま飲んでりゃ良いわけだけど、
中身が見えないティーバッグにすることで
我々には氣付けない企業の利がそこには
あるはずで、その利は企業と消費者間では
なく、企業と株主間で循環しているものだ
という事と、多くの企業が消費者に対して
どのような姿勢であるかを見せつけられた
この4年で学んだ事も合わせて頭の片隅に
置いておきたい。

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