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【9月 よだがみた】

9月によだがみた作品のひとこと感想をまとめていきます。
当時のつぶやき+それを見つつ振り返りです。

ネタバレを含みますが、基本的にはこれ読んで作品を観たくなってくれればいいな~みたいな気持ちで書いてはおります。観るか迷ってる映画を既にみたらしい友達の感想を聞くぐらいの気持ちでどうぞ。


メタモルフォーゼの縁側(アマプラ)


つまらなくてつまらなくない日常と生きるのに必要なもの。不甲斐なさに泣きながらカツサンド食べるシーンがあったので100点です。雪さんのお家はたぶん墨のにおいがする。アコギのインストとEDソングが良い。

 「泣きながらご飯食べたことがある人は、生きていけます。」(カルテット:真紀さん)の言葉を信仰しているので、泣きながらご飯食べるシーンがある創作物は好きになっちゃうぜ。
 雪さんは習字の先生なのだけど、私のおばあちゃんも習字の先生だから教室の後の墨のかおりを思い出した。
 好きなものを好きって言えない自分のこと、泣きたくなっちゃう気持ち。わかるなあ。その実、誰にも指を指されてなんていないってことも。そのうえで、人の好きなものに敬意を払えないやつのいう事なんて聞く必要ない。誰にでも、拙くて痛くて思い出すとくすぐったいような始まりがあるはず。

宇宙人のあいつ(アマプラ)


サナダ家……いいなあ。いっぱい事件が起きてるけど、小事件で済ませて笑っていられるのはサナダ家だからだなあ、夢二。同じ気持ちを持ってるって確信できる人の集まりっていいなあ。日出夫。コミカルに生きていきたいぜ。土佐の海は綺麗やき。

 家族ってなんだろうか。自分より大切なものがあるということでしょうか?真田家長男・夢二。次男・日出男。長女・想乃。三男・詩文。日本を出る男と書いて日出男(ひでお)。
 コミカルな家族。きょうだい。いいな。土星の1年は地球の23年。土星人には便利なパワーがいっぱい。
 「サナダサミットをはじめます。大事な話が議題やき。」わちゃわちゃポンポンの掛け合いで乗り越えてくけど、よく考えると結構な事件が起こっているわね……。うなぎのビックマミィがいいこと言ってました。

映画 ミステリと言う勿れ(劇場)


整くんのこと好きだし、ちょっと似てるとも思う。いつか自分が欲しかった言葉を喋るところが。彼は完成してるけど、彼は作品だからこそ、いつかその傷にセメントに触れるときがくるのだろうか

まあ整くんは私のこと好きじゃないだろうけど。私と似てると仮定するならなにかひとつでも核心をつければチョロいんだよな……天パからのストパじゃないしな……

 ミステリはドラマから知ったけど、ドラマが結構好きでした。原作漫画読みたいんだけど、読みたいな~って言ってたら映画になった。
 特別ドラマは謎解きイベントっぽかったので、謎を解くことを能動的にしたい訳じゃない整くんの隣にレンくんを置いてくれたのよかったなと思いました。巻き込まれ体質なんだよね整くん。探偵もの(じゃない?)は大抵そうか。
 こころのこと。特に子供のこころのことを乾いていないセメントに例えて、落とされたモノの痕がのこるのだと整くんは言ってたけど、彼こそ様々なこだわりと理論武装から痕が垣間見えてる。「こどものうちは」「まだ」なおせるなんて、言うなよお。
 私がそうだからそう思うのかもしれないけど、彼が誰かに贈る言葉は過去の自分に、ある時自分が欲しかった言葉を。知りたかった考え方を。おしゃべってんじゃないかなと思う。
 常々思うことが多い人は。自分と喋りすぎると。「当たり前のこと」に疑問を持たざるを得ないのはいいことよりも悪いことのほうが多いんじゃ。そうならざるを得なかったんじゃないか。
 ミステリの登場人物の名前、綺麗なんだけども初見で読めないのはもちろん。覚えられない。えっと……どなたが何さんでしたっけか……
 我路君のこと。なんとなく着地しないままだけど、また映画なりドラマなりやってくれるのだろうか?原作も完結してはいないみたいなのだけど。映画もなんとか編とかサブタイつけてくれてもよかったんやで。
 今回「バイトしませんか」と遺産相続事件に巻き込まれることになるんだけど、整くんちゃんとバイト代もらえたんかな。



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