比肩の役立たず！！日干が陰干は気をつけよ！！

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通変の１つである比肩さん。

もしあなたの命式に比肩さんがあるとしたら、
それは気をつけたほうが良いかもしれません。

特に陰干の比肩さんには注意が必要です。

さて、そもそも比肩ってなに？
という人もいらっしゃると思いますので簡単にご説明します。

比肩とは

日干と同じ十干のことを指します。

日干が甲（きのえ）であれば、同じ甲が命式上にあったり、
大運で甲が回ってきたときに、そいつが通変では比肩となります。

通変は日干からみた他の十干の関係性を指しています。
（以前書いたの覚えてますかね？）

ですので、日干＝自分を指していますから、

比肩は自分と同じ境遇のものを指します。

例えば、

人間関係でいえば、兄弟、姉妹、同僚、同期、友人、知人です。

性格でいえば、意思、自我、自立、成長などを指します。

わかりやすいですね〜（自画自賛）

とはいえ、これらが良いものかどうかは命式で決まります。

必ず良いものではないし、悪いものではありません。

五行のバランスで決まります。

それこそ四柱推命であり陰陽五行である。

とはいえ、どういうときに比肩が良い働きをするのか

知っておきたいですよね？

べ、別に知りたくないんだから…っていう人はここで閉じてね。

比肩の良し悪しの条件

その前に陰干と陽干を覚えていますでしょうか？

　陽干：甲、丙、戊、庚、壬
　陰干：乙、丁、己、辛、癸
（五行：木、火、土、金、水）

です。

陽干のほうが陰干と比べてパワーがめちゃくちゃ強いです。

甲 vs 乙 をみてみると、

甲は大木、乙は草花に例えられるくらいです。
絶対的に甲のほうが強いですよね。

このパワー関係が大事になってきます。

比肩は同じ十干ですので、

乙がいくつあっても、草花が増えていくだけです。
パワーはほとんど変わりません。

しかし、

甲はいくつもあれば林になり、森になります。
増えるほどにパワーは増していきます。

つまり、陰干はパワーが弱過ぎて
いくつあっても役に立たない存在です。

比肩は兄弟や同僚、友人を指しますから、
実際に役に立たないことが多いのです。

じゃ、じゃあ陰干には何が必要なの？
ということになったら、同じ五行の陽干が必要です。

乙でいうところの甲です。通変でいう劫財です。
草花から見て大木です。

同じ五行で絶大なパワーを持つ大木が助けてくれます。

草がツルのように大木にしがみつき助けてくれるのです。

例えば、水が強く災害のような状況から、
草花を助けてくれます。

陰干にとって劫財は良い奴になる可能性があります。
（もちろん悪いこともありますけどw）

比肩は一見良いように見えて裏切るのです。。。
むしろ怖い。。。

そんなわけで比肩には裏切られることもあるので
ご注意くださいませ。。。

ではでは、今回はこの辺りで終わりにします。