四駒の世紀 「8月19日、スペースに参加してたら私の作品が███にされまくった日」
※この記事には下品な表現が多分に含まれますが、主にんぷとらさんと雀100さん、おまけにnull_ramenさんと^筍^さん、渋沢たつみさんのせいです。
また、この記事全体を通して登場する"ある性的な要素"は、「5コマ目」という隠語を使って表現することにします。私だってこんな警告文書きたくなかったよ。
スペースでの会話や細かい時系列に関しては割とうろ覚えで書いてるところもあるので、間違ってたら誰か教えてください。
それはある日の深夜に出された、一つの画像だった──
この画像は、私こと間鞘ンの投稿した現代4コマ「貴方は枠の外にいて、」を、んぷとらさんが一部改変したものである。
一見するとただの悪趣味な悪ふざけに過ぎないこの画像は、この後、一つの大きなムーブメントを(主にんぷとらさんと雀100さんの間で)巻き起こすことになる。
序章:スペースと渋沢の評論
この日私は、雀100さんのスペースに参加していた。
現代4コマAS展で会話したことを除けば、声出しで交流することは初めて。スピーカー参加する前は少し緊張していたが、いざ参加したら会話はかなり弾んだ、と思う。
いとととさんが「誰やねん」で3度目のバズを狙っていることなどを話題にしていた頃、タイムラインに一件のツイートが流れてきた。
アート評論家・渋沢たつみによる「貴方は枠の外にいて、」の評論だ。
は?
もっとこう、あるだろう。
引用リツイートも「薄すぎる(んぷとら)」「批評サボるな(雀100)」「松島やああ松島や松島やみたいな批評するな(いととと)」「勝手にゲーム作った報いか、これが(私)」と非難轟々。
渋沢たつみは現代4コマ界隈の中では割と有名な評論家で、作品に対しても割と真っ当な評論をする人物ではあるのだが、たまに内なるドスケベが発露して意味のわからないことを言い出す事がある。それを正面から喰らう形になってしまった。
現代4コマ作家たちにある種の憧れを抱き、自分もその中に加わらんとして創作を始めた私は、当然、一度彼(もしかしたら「彼女」かも)に評論されてみたいと思っていた。
その夢がこんな適当な形で叶うと思わなかった。
ちなみに、ちょうど「誰やねん」のリプ欄で現この作品が現代4コマの宣伝として引用されているタイミングでの出来事だった。
で、ここまではまだ「渋沢あいつ手抜きやがったな」とスペース内でネタにする程度だった。
話題が私が過去に作ったDSソフトを模した作品「渋沢たつみの現代4コマ教室」にシフトしつつあった頃、事件は起きる。
第一章:んぷとらの悪ふざけと、更なる評論
「現4教室」のパッケージに仕込んだ小ネタの話をしているくらいのタイミングで、タイムラインにこの投稿が流れてきた。
最初に気づいたのが自分だったか雀100さんだったか、あるいは同じくスペースで話していた^筍^さんだったかは覚えていないが、渋沢たつみの雑評論が話題になっていたこともあってスペースが爆笑の渦に巻き込まれたのはよく覚えている。
というかあの時、確か匿名のリスナーが1人いたな?今思えばあれ、んぷとらさんだったんじゃないか?(違ったらごめん)
まあ、ここまでなら「こいつまた『5コマ目』で遊んでるよ」で済んだ話だっただろう。
「可愛い4コマだと思った?」とか「うお…でっか…」とか「5コマ人間」とか、んぷとらさんそういうネタ結構作ってるし。
そこから一分ほどで流れてきた「もう一つのツイート」が悪ふざけの流れを加速させてしまった。
こいつ、ふざけやがって!!
雑に秀逸秀逸言ってる例の評論をほぼ使い回して、んぷとらさんのクソコラを評論し始めた。触れるな触れるなこんなのに。
当然スペースは盛り上がる。一応この辺りまでは「渋沢たつみ」とか「渋沢さん」とか言ってた私も、そろそろ「渋沢ぁ!」とか「渋沢この野郎」とか言い出していた。
そんな盛り上がりの中にいながら、虎視眈々と機会を窺っていたのが、第三の犯人、雀100である。
第二章:連鎖する悪ふざけ
渋沢たつみの雑な評論とんぷとらさんの悪ふざけに爆笑しているとき、ふと雀100さんが「最低な4コマを思いついた」と発言した。
作品として出して良いのか迷っていたので、私が「良いんじゃないですかね」とノリで返答すると、少ししてこんな作品が投稿された。
まさかあれの続きを作るとは思わないじゃん!!
んぷとらさんの改変だと、隠部を露出した人が窓越しにいるシチュエーションだったのに、それに加えて内側にいる人も「5コマ目」を扱い出したので変態が2人に増えてしまった。
ちなみにこの左手はまたしてもんぷとらさんの作品である「ᑎꓘI」をコラージュしたもの。
この人「5コマ目」ネタ好きだな、二重の意味で擦りすぎだろ。
正直んぷとらさんと渋沢たつみさんによる一発ネタで終わると思っていたので、これでまた笑わされてしまった。
「これも渋沢に評論されそう」と話題になり、実際自分も渋沢たつみさんの評論を丸々使った引用リポストをしたりしたのだが、その予想は意外な形で当たることになる。
真面目に評論すんな!!
これのどこが崇高な友情なんだ、どう見ても変態の特殊プレイだろ!
卓越したデザインに関しては私(と、ᑎꓘIの部分はんぷとらさん)のデザインだしさ!!
急に評論に力入れやがって、これより下では敬称略してやるからな。
そんなわけで、悪ふざけのバトンはんぷとらさんから雀100さんに渡り、それが再び評論され、流れは一周した。
……一周したので、悪ふざけのバトンは元の場所に戻ってくる。ここで止まらないのがんぷとらさんだ。
一周して悪ふざけのバトンが戻ってきたんぷとらさんに怖いものはない。
「擦る手を増やす」という非常に直球な形で、「あなたは枠の外にいて、」の改変第3段階は投稿された。
というかこれ、一番大きな4コマを「誰かの5コマ目」として捉えると「特定の人物を思い浮かべながら行為をしている」状態の暗喩とも取れるな…。
いや絶対そんなこと考えてないわ、うん。
そして、そのバトンを握りしめたまま上下に擦るかのように、続いてもう一作投稿する。
もう作品の外側に飛び出してしまった。
ここまで来たらもう作品の意図とかないだろう。絶対なんとなく外側に拡張しただけだこれ。
好き放題やりやがって、もうお前もここからは敬称略にしてやるぞ。
この時の私の嘆き
第三章:さらなる混沌
こうなったんぷとらは、もう止まらない。
作品外にまで手を伸ばし、雀100さんの引用ツイートまで取り込み始める。
これが
こう
こいつ、本当にやりたい放題だ。
あと、雀100さんの引用→加工の間がわずか1分なのが怖い、早すぎるって。
しかし、雀100さんも雀100さんでやられっぱなしではない。
文字を追加して、完全に「ᑎꓘI」のパロディにしてしまう。
もう私の作品とかほぼ関係なくなってきた。なんなんだこの戦い。
あ、雀100さんだけさん付けしてると露骨に贔屓してるみたいに見えそうなんで、こっから雀100さんも敬称略になります。
まあでも実際、一番リスペクトはあった…かなあ?
一応掲載の可否は聞いてたし、リスペクトある方ではある、と思う。
ちなみにこの時、しれっと渋沢が私自身への評論を行っていた。
まあドスケベとか言われるよりはマシだけど、今更持ち直そうとすんな!ちょっと嬉しいけど!!
さて、ここから画像の応酬はより混沌を極めていく。
んぷとらはもう完全に雀100とのバトル(あるいは謎の戯れあい)の状態になっているので、「貴方は枠の外にいて、」をいじるとか関係なく、単に変な画像をぶつけてくる。
「可愛い4コマだと思った?」のパロディで、雀100のアイコンを「5コマ目」にしてしまった。
ちなみに関係ないけど、夜雀の鳴き声を「ちんちん」と表現することがあるらしいです。マジで関係ないけど。
人のアイコンを「5コマ目」にするの、下手すりゃブチギレられるぞ。
その辺りのネタが大丈夫なのを見極めてるのは流石の信頼関係。いや、何も考えてないだけかもしれないが。
まあ、私は私でクソリプを送ったりした。
雀100さん曰く、「ふざけんな」とのこと。ちょっとくらいやり返させてくれ。
そんな中、この悪ふざけにア(null_ramen)が加わる。
ここまで来るともはや芸術なのではないだろうか。元画像の画質を下げ、モノクロで複数配置したことで統一感とオシャレさが出ている。
これで元が私の作品を弄ったやつじゃなければなあ…。
逆に芸術的に見えてきたこの流れで一通り盛り上がった後、んぷとらが急にこんなツイートをした。
はぁ〜〜〜〜?????
お前がそんな適当なこと言ったせいで今私がこんなnote書くはめになってんだけど!!まあ正直、元からこの流れをどっかで備忘録にしたかったんだけどね
そして、ついでにこんなものを「雀1919」のリプ欄に投稿した。
シンプルなところに回帰しつつ、雀100を「5コマ目」にしているのは相変わらず。なんなんだよ本当に。
ここまでやっても、まだまだ大暴れは止まらない。
「貴方は枠の外にいて、」に「現代えっち」作品である「エチュラクラ現象」を合わせ、そのままその錯視(?)効果で秘部を想起させた、別の作品まで作り出してしまう。
胸のところが隠れていることでちょっと女性的に見えるのが悔しい。なんでこんなところで新たな発見があるんだよ。
あと、しれっとこっちだけオリジナルを紹介すんな!!
「貴方は枠の外にいて、」の方を宣伝してくれよ!!
終章:そして芸術へ
さて、ここまで好き放題してきたんぷとらは、眠気に耐えかねたのか急に刃を収め始めた。
好き放題やりやがって、全く。
このムーブメントの終わりが始まったのをを告げるように、^筍^さんがこの画像を投稿した。
「今日はいい日だった」からの連想で、「ぼくのなつやすみ」の特に何もしていない日の絵日記に5コマ目が足された画像。地味に日付が8/19にされているのが細かい。
まあ「なんにもない」と言うには色々起きてる1日だったけど、なんだかんだ素晴らしい一日ではあったし。
筍さんは「たまにこういうのがある界隈って最高ですよね」とコメントもしていた。
確かに楽しかったけど、頻繁に起こってほしくはないな。
ともかく、やっと静かになった…。
と、思いきやこれだ。
馬鹿野郎!!トウソクジンさん巻き込みやがって!!!!
一応解説しておくと、これの元はトウソクジンさんの作品「Entrance」だ。
私が現4AS展でキャンバスアートを購入した作品の一つであり、そのせいで不運にもこの流れに巻き込まれてしまった悲劇の作品にもなってしまった。
そしてこの作品で、今度こそんぷとらの画像投稿はようやく終わりを迎える。
やっと終わった、と言うには少し寂しいが。
これ以上混沌としたことになっていたら手に負えないし、これくらいで終わった方がよかったのだろう。
このムーブメントの中で最後に投稿された作品は、雀100の「THE えっち」だった。
とにかくありとあらゆる要素が盛り込まれていて、やはりここまでくると抽象表現やコラージュの技法を生かしたアートに見える。この作品が最後になるのも頷けるだろう。「貴方は窓の外にたって」のムーブメントは、とうとう芸術になった。
ちなみに雀100は「アートになってきてるの賢者タイムでおもろい」とコメントしていた。
この後、一連の作品が雀100によって「現代えっち」として再定義されるなどしつつ、雀100のスペースは、そしてこの一連のムーブメントは、大盛り上がりの中終わりを迎えたのだった。
後書き
一応いい感じにまとめたけど、よく考えたら私の作品でめちゃくちゃ遊ばれてただけの話だなこれ。
一応補足しておくと、文章中で少し言葉の強い表現を使ったりはしたが、私自身こういう悪ふざけは大好きだ。
どの作品が上がった時も大爆笑していたし、めちゃくちゃ面白いことするなあと思って見ていた。比較的最近に現代4コマ作家になった私が、昔から現代4コマ界隈の中で何度か目の当たりにしてきた「盛大にふざけたムーブメント」の中にいられたのは本当に嬉しかったし、活動歴が長いんぷとらさんが私の作品をイジってくれたのも結構喜んでいる。
それはそれとして「こいつら何やってんだよ」とは思っていたが。
まあなんというか、んぷとらさん、雀100さん、null_ramenさん、^筍^さん、渋沢たつみさん、面白い体験をありがとうございます。
今度は私以外の作品でこういうことが起きて、私も悪ふざけする側に回れたらいいな〜
終
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