あなたはどのタイプのフリーランス(志望)?もしくは身近にこんなタイプのフリーランスいない?的なやつ
もうすぐ「フリーランスパソコン使って仕事する野郎」15年目を迎えるこんにちはうだつの上がらないクズなんですけど、まぁいろんな人と接してきましてね、いろんなタイプのフリーランスの方とも交流などさせていただいたり観測させていただいたりしてるわけですけれども、いよいよそのタイプとかもまとめられる程度にはいろんなもの見てきたなーって感じで、そのタイプ別のことでも書いてやろうと。
独断と偏見に満ちた、正直人生に何の役にも立たないどうでもいい情報なので参考にする必要もないのだけれども、まぁ大体このパターンに当てはまる人多いんじゃない? ってなやつなので生ぬるい目で読んでもらえるとありがたい。
ちなみにWeb系フリーランスの話なので、違う業界の人はすまん。今度はそっちもちゃんとよく見る。
タイプ1:意識高い系フリーランス
SNSを中心に猛威を奮っていることが多いのがこのタイプ。
真の実力のほどはさておき、とにかく前向きでとにかく行動力がある。
主に戦場はSNSやブログから派生したサロン、セミナー、書籍関連などになる。
目立つことが優先されるのか、ビッグマウスから炎上するケースも非常に多く、野望はでかいが色々と伴ってないケースも散見される。
ガンガン動いていくので、人脈は異常なほど多い。逆にいえば人脈作れなかったら負けみたいなところもある。
何かと出る杭なので叩かれることも多いが、実際に成果を出している人も一定数おり、そのメンタリティとバイタリティによって多くのファンを獲得しているので、以降は何やってもお金が付いて回ってくる程度に当たるとでかい。
華やかな分かなりピンキリの激しい世界なので、勝者と敗者の落差が非常に高く、敗者は勝者の養分と化してしまう場合もあり、結局この界隈で経済がぐるぐる回っているようにも見える。
絶対的に勝ち組にならないと如何にもこうにもならない欠点はあれど、勝者が得るものは良くも悪くも多く、目指したい人にとっては挑戦しがいがあるかもしれない。
ただし、行動力、実行力が生命線なことから、それが伴わない意識高い系は「意識だけ高い系」と揶揄されるので注意。
フリーランスになる理由も多くが「より大きく稼ぐため」「より知名度を増やすため」など、野心的なものが多いが、中には地方創生や地域発展など、NPO系に進んで地方紙に登場したりして結果出していくタイプに派生する場合もあり、一概にただのビッグマウスだらけとはいえない。
彼らの「フリーランスはいいぞ」発言は大体モデルが自分なのでアテにならず信用してはならない。
タイプ2:技術屋系フリーランス
とにかく技術力で信用を得て確実に収益を積み重ねていくタイプがこちら。
基本技能が高いのでどこに行っても即戦力だし、どんな環境でも大体対応するし、インプット・アウトプットも欠かせない人もいれば、どちらもせずに黙々と仕事をこなしていく露出こそ少ないが確実な仕事人も多い。要するに職人肌。
技能がそのまま収益に直結するので、仕事に関する姿勢はかなりシビア。
技能レベルで収益がかなり変わること。営業力や人脈でめっちゃ稼げてる人もいれば「あの人技術はあるのに…」と言われちゃう残念技術屋さんと極端に分かれることもあり。
ただ、やっぱり基礎技能が高いのでちょっときっかけをつかめば収入は簡単に安定するのが強いところと言える。習得技能の難易度が高さに比例して単価も伸びるので、なんでも突き詰めると経済だなぁって実感させてくれるタイプだと思う。
一方、仕事してなさそうに見えても実は「実はこのWebサービス運営してるの自分です」的に、いつの間にか収益の柱になるものを作っていたりして、彼らの「全然稼げてないよー」は全く信用できない。
フリーランスになる理由が「没頭したいものがあるから」「技術力が上がりすぎて今の職場では能力が全く発揮できない」など、やはり職人的。エンジニアさんに多い印象。
仕事の納品が生命線であり、技術によって信用を得る彼らこそ「フリーランス」を体現してるとも言える。
彼らは誰がフリーランスになろうが特に興味を持たず、志望者がいても「勝手になれば」としか言ってくれないが、身内・仲間内だといい感じにサポートしてくれることが多く、まさに「自分のテリトリーに生きる」という人が多い印象。
タイプ3:自称「意識低い系」フリーランス
仕事に関するこだわりとか、人並みに野心を持ち合わせつつも、どちらかといえば消極的な理由によって独立した人たちが大体ここに属しているように思える。
そのため、帰属意識は結構あったりして、フリーランスを名乗りつつもどこかの企業と契約していたり、SNSの出現頻度も高い。
「自称」がついてるのは、意識低いやつに限って割と心の中では燃える炎を持ち合わせてるパターン多し。俺は気づいてるぞ!
仕事に関しては技術屋系に片足突っ込んでるパターンと、逆に技術は二の次、営業畑に片足突っ込んでるパターンもあったりと、どっち側の人? と思われることが多いながらも、柔軟な動きができるのもこのタイプの特徴と言えよう。
仕事に関するプライドは高いので結果はしっかり残していく。
とはいえ、やっぱり基本フリーランスというあり方に対する意識が低いので、好条件の引き抜きがあればあっさりそっちに行くし、自分の意図しない方向に仕事が進んで行っても大きく反発はしない。
どんな仕事でも大体対応できることから着実に収益が見込めるため、大きく稼ぐケースは少ないが低収入に悩むこともほぼない。なんのかんのでバランス型ではある。
欠点としては、いつ自分がやばいことになってもいつでも逃げ道を用意している程度に行動力にも欠けるところがある。
よく言えば堅実、悪く言えば臆病。
あと、頑張ってる自分を見せるのが恥ずかしいのか、斜に構えて皮肉めいたことをSNSで呟くことが多い気がする。
とにかく安定を求めるタイプゆえに派手さはないが、確実に稼いでいくタイプ。
フリーランスになった理由も大体が「止むを得ず」であったり「人生の都合上会社がちょっと窮屈だから仕方なく」みたいなケースが多い。意識高くてもせいぜい「腕試し。ダメなら戻る」程度。
他にフリーランスになりたいという人がいても「やめとけ」っていうのもこのタイプ。決して悪気があるわけではなく、会社組織の素晴らしさを理解しているので、わざわざそれを捨てる必要ある? という問いかけなのだと思って欲しい。
タイプ4:将来的に起業を目指します系フリーランス
感覚的には1の意識高い系に近いが、それよりも現実的な方法で人生積み重ねていくタイプ。1に近い野心があるが、かなり現実的でゴリゴリ押して突き進むタイプではない。
2の技術屋系、3の自称意識低い系の複合型である場合がほとんどで、1,2,3のどれかのタイプを引き継いだ上位パターンとも言える。
が、いきなり独立して起業しないところが1とは違い、3に近いタイプなのかもしれない。堅実であり、臆病な側面もある。
ある程度目星がついたらとっとと法人化するパターン、何らかの理由で法人を引き継ぐことになったパターン、税金対策上やむなく法人化で と分岐するが、大体法人化するにあたって意識低いやつなんていないので、「やむなく」は大体言い訳。
大体このタイプの人は基礎能力、人脈、稼ぐ力などのうちどれかが一般人以上で、非常にスピード感がある。
そしてブログやSNSで「法人化しました」って書く。
なりたいタイプというよりは近くにいてほしいタイプと思われることが多いのではないだろうか。
ちなみにこのタイプだけど一向に法人化の道筋が立たない場合はこっそり2か3のタイプに居座ってたりする。別に恥ずかしいことじゃないし、むしろ多数派のはずなので、虎視眈々と狙っていけばいいと思う。
なんのかんので何らかの能力が高めなのと、フリーランス経験からいい社長になりそうって人が多数いるのも事実なので、人望は相応にある。
彼らにフリーランス志望の相談をすると、企業を目指す方向にアドバイスされるか、自分の起業の戦力となり得る人かの判断材料を込みにしたアドバイスかのどちらかになるので、もらったアドバイスの真逆の可能性を考えると帳尻が合うという意味では信頼できる情報となる。
あなたはどのタイプかな?
と、まぁ無理やり感はあるだろうけど、大体この4パターンのどれかに属するか、これらの複合系だったりするパターンじゃないかなと思っていたりするわけだ。
俺は全く当てはまらん! という人もいるかもしれないが、その辺りは「君は違う道をいくフリーランスなんだね!」としか言えないので変なツッコミも無粋なもんだと許して欲しい。
どれかに属していようが何だろうが別に人生に何の影響もないのだけれども、この道で生きていくんだってなっちゃった以上は、それなりの成功パターンなども存在しているわけで、ちょっとだけでもあてはめてみたほうが上手くいくこともあるかもしれないので、「俺って実はこんなやつなのかもなぁ」って程度であるあるネタとして見てもらえると嬉しい。
ではさらばだ!
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