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紡ぎ出すということ。2021年2月の朝。

朝起きて、もう過ぎ去ってしまい、戻ってくることのない大好きなあの人がいた時間やあったさを思ってしくしく泣いた。それは、夢の中に不意打ちで大好きなあの人が出てきたから。でもすっかり変わっていて、夢の中でその人は怖かった。その変わりようも悲しかったのかもしれない。

しくしくと泣いて悲しめる過去があることは幸せなのかもしれない。もう戻ってこないけれど、あのときに過ごした幸せという名の栄養はぎゅっと私の中に詰まって、いまの私のエンジンの1つになっている。そしてそれは尽きないのだ。

大好きだったあの人との距離感が、いまはこの距離感でちょうどよかったのかな自分には、とさえ思う。楽しくてあったかくて幸せだった時間をしっかり一緒に過ごして、そしてさよならをして一生交わらないそれぞれの人生を歩んでいく。この距離感。

よし!ここにこうして言葉で紡ぎ出したから、私は前を向いて今日という一日を過ごすのみだ!

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