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新弾のSRが弱いと、困るのはカジュアル勢だよって話

こんにちは

先日タカラトミー公式から『月を象るデスサイズ』が公開されましたね。能力はデカいムルムル。コストや種族、パワー、そしてその能力に見合わない壮大なテキスト……僕はこいつを令和のザガーンって呼んでます。

で、公開されてからTwitterは大騒ぎ。『なんで2021年にでけえムルムルが出るんだ!?』『デュエプレかと思った』『弱すぎだろwww』等。

これに対してカジュアル勢(って呼べばいいのかな。知らんけど)は『競技勢は性能しか見てないのか!』『こういうカードの強さを見つけ出すのがDMPだろ!!』『大会で使えないカードはゴミだというのはやめろ!』と臨戦態勢。

だけど、このカジュアル層は大切な点を見落としてます。

新弾のSRが弱いと、一番困るのは実は上記の事を言う人たち……カジュアル層だと私は考えます。

相場が異常な十王編

十王編のカード相場がおかしいのは皆さんも知るところではないかと思います。

思い返してほしいんですけど、双極篇のカードってトップSR(チェンジザ・ドンジャングル・ガヨウ神あたり)って全盛期でも一枚2500円~3000円が相場だったんですよ。環境デッキ二つ(覇道・赤白)に就職してたゴルドーザはちょっとヤバかったけど(それでもバスター殿堂前は大したことなかった記憶)。ちなみに超天篇はSR封入率が十王編と違うので、今回は双極篇と比較します。

そして十王編、もはやトップレアが3000円を超えるのは当たり前、『冥界を滑る新月のハーデス』は2500円ですよ、2500円。ハーデスごときが全盛期のチェンジザ並の値段してたんですよ、ヤバくないですか。今は結構下がりましたね(1500円くらい)。それでも絶十より高い。は?

理由は簡単です。『パックが弱いから』

ハーデスの収録された四叫終結パックって、文字通り四つのチームと王国が終結したパックだからSRとにかく弱くて、市場に流れるカードが少ない、供給不足状態に陥ります。チェンジザのパック(双極篇第二弾)思い出してほしいんですけど、相当強かったじゃないですか。オブザにスロットン、絶十にゴゴゴガリュザーク……パックの平均値が相当強かったんですね。だからみんなパックを開ける、そうして供給の追いついたカードたちは初動価格から下がり始め、大体トップレアが2500~3000円、環境でよく見るSRは1500~2000円、ファンデッキレベルだと500円、ハズレは50円に落ち着くというわけです。ハーデスの値段が中々下がらなかった理由はここにあります。十王編のVRSRの平均値、とにかく低いんです。『DMEXを通常弾と比べるな!』って声もわかりますけど、このパックと同じ四枚封入で単価も高かったミステリーパックトップレアのリリアング、2000円でしたからね。(まぁアレも色々事情が違うから単純に比較できないけどさ)

弱いパックが出る→誰も開けないから市場相場が落ち着くのに時間がかかるという図式がずっと続いてるんですね。

この現象の被害を最大限に食らっちゃうのって、カジュアル勢なんですよね。だってガチ勢はシングルが高くたって買いますから(もちろん安ければ安いほどいいけど)。競技勢はシュトラで妥協できないんですよ。

でもカジュアル層は違う。デュエマを楽しく遊びたいならカードは安ければ安いほどいい。カジュアル勢はデドダムと全能が入ってるデッキは組めないんですよ。

だからパックは強ければ強いほどいいんですよね。あたりが多くてみんなが開ける、みんなが開けるから市場が潤う、カードの値段は落ち着いていく……十王編このサイクルに中々入り込めてないような気がするのは私だけでしょうか。自称カジュアル勢、エンジョイ勢はパックの弱さに危機感を抱いた方が良いよって話。カードが弱くて困るのは君たちなんだから。

まとめ

デュエプレ運営さん、デスサイズのコストを下げてください

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