見出し画像

case04 SOHO+料理教室

物件名   004IN邸
家族構成  DINKS
建物形態  RC造マンション1階
面積    82.49平米
築年数   築43年
設計・監理 松島潤平建築設計事務所 松島潤平
施工    ヨシナガ工業
写真    長谷川健太
優先順位  ①自由設計 ②広さ ③エリア・環境 ④予算 ⑤築年数
叶えること 住居+職場としての機能を満たすこと
      料理教室を催し、多数の人員が快適に過ごせること
      商店街があり商業が栄えていること、愛着の持てる街であること 

※画像をクリックすると大きな表示になります

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

希望・条件
自宅で料理教室や食事会を開催する「てとてと TETOTETO」というユニットで活動しているご夫妻。バイタリティ溢れるおふたりの希望条件ははっきりとしていました。趣味が高じて仕事に昇華された料理教室ができること。多くの人を招きホームパーティーができること。料理を引き立てる器や食器をいつでも愛でることができる収納形態とすること。設備機器や建材など素材には妥協をしないこと…自己表現としての場の性格がつよくなることは必然的でした。

提案
市場調査も条件整理も超スピードで自身でこなしてしまうおふたり。私のコンサルテーションは必要なのか?と自問自答しましたが、複数会社のなかからエージェントとして選んでいただいた理由はブログに記してくれています。
テーマは「人を招くおもてなしの空間」です。これを分解して考えると、ひとつめが人を招くこと。人が頻繁にきてくれる立地や環境、最寄りの駅から歩く距離など不動産的目線での整理が必要になります。もうひとつが、おもてなしの空間であること。第三者が快適に過ごすという視点を基にした建築的な整理が試されます。具体的には、大勢の方が共存しても快適な広さの定義、プライベートパブリックの分離方法、屋外空間の活用術などが考えられます。このふたつの目線双方を満たす不動産選び、併せて空間の料理人である設計士の提案が提案の肝でした。 ※このプロセスは自己居住用を目的とする住まいのコンサルテーションとはずいぶんと性格が異なります。

結果
築43年の広い庭のあるマンションを購入することにしました。最寄駅からは徒歩5分以内に位置し、駅前には歴史ある大きな寺と参道があります。また、老若男女問わず人気を博している駅からも徒歩12分という立地で、気軽に足を運ぶことが想像できます。前オーナー様が画家であったこともお二人の購買意欲を刺激しました。設計に目を向けると、プライベートスペースとおもてなし空間との一直線に明確な境界分けをしており、安心感があります。奥行き17.5mにも及ぶおもてなしの場は、日ごと訪れるゲストの憩いの場として運営されています。専用庭には着脱可能なウッドデッキを設置して、室内だけにとどまらない空間的奥行きを生み出しています。それに比例するように、住居、社交場、料理教室、イベントスペースなど多種多様な場づくりを可能とすることを目指しています。
※担当設計者様のHP(TETOTETO)にて詳しい解説が確認できます。

続・結果
リノベーション協議会主催のコンテスト「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2017 ベストライフスタイル賞」を受賞しました。



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
2
愛知のリノベーションスタジオ、シナスタジアの事例note。公開は一部ですが、過去100件以上の経験があります。希望・条件→提案→結果の流れで、細かなプロセスを記しています。事例ともにケーススタディが蓄積されて、家探しをする方の参考資料となれば幸いです。