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天下第一の桜を堪能できる長野県・伊那市の魅力 #ダレハナ 「誰かに話したくなる にっぽんのはなし」

TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。-誰かに話したくなる にっぽんのはなし」

このコーナーでは、よんなな会発起人の脇雅昭が「ダレハナ自治体コンシェルジュ」としてレギュラー出演。地方のキーマンから、日本全国、地方自治体の魅力を伺います。

3月7日の放送は、長野県・伊那市から、一般社団法人伊那市観光協会事務局丸山舞さんをゲストにお迎えしました。

長野県南部に位置し、南アルプスと中央アルプスの二つの日本アルプスに挟まれた町、伊那市。なんといっても、天下第一の桜といわれる「高遠(たかとお)の桜」で有名です。どのような楽しみ方があるのか伺いました。

高遠城址公園には約1,500本の桜の木があり、その規模と色味から、天下第一の桜と言われています。東京都内のお花見スポットである上野恩賜公園の桜の木の本数800本と比較しても、その規模の大きさが伺えます。

空が見えないくらい、1,500本の桜で覆い尽くされています。また、桜の色味も特徴的で、固有種のタカトオコヒガンザクラは、薄紅色というか、妖艶な大人っぽい色が楽しめます。

その桜を満喫できるのが「高遠さくらまつり2024」です。開花宣言翌日から散り終わりまで実施され、さくらまつりの時期は、アルプスの山々には雪が残り、美しい桜と雪のコントラストが楽しめます。

桜の最盛期は夜桜がライトアップされます。ライトアップされると、ひとしお薄くしい大人のデートスポットにぴったりです。また、今年は特別企画「花結い~サクラサクミライ~」を実施します。みなさんの願い事や将来の夢を短冊に書き、結紐に結んでいただいたものを神主さんにお焚き上げしてもらいます。

また、コロナ禍で高遠さくらまつりが中止になったことで、新しいユニークな体験商品「高遠バーチャルお花見ゴーグルキット」も誕生しました。

コロナ禍、園内は立入禁止になったのですが、満開の桜はありましたので、それを逆手に取って無人の状態の園内を画像で残して、桜を独り占めできるような体験キットを作りました。紙で作られたVRやキットにスマートフォンを取り付けることで、園内の満開の桜の様子を360度で楽しむことができます。通常、高遠さくらまつりには10万以上訪れますが、高遠バーチャルお花見ゴーグルキットを使うと、その景色を独り占めできる贅沢な体験ができます。お申し込みは、伊那市の観光協会から受け付けています。

伊那市高遠を訪れた際は、高遠そばもぜひ一緒に楽しんでもらいたいと話します。

伊那市は信州そば発祥の地で、焼き味噌と大根おろしのつゆで食べる高遠そばが有名です。おそばの甘みと香りが引き立ちます。また、高遠藩主の御用菓子として天正年間から伝わる伝統の高遠まん頭もおすすめです。

伊那市・高遠へのアクセスは、車がおすすめとのことです。東京方面からお越しの場合は、中央道伊那ICで降りて15km、約30分ほどで、駐車場もしっかり整っています。今年の桜のシーズン、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


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