コロナ禍のオフィスリニューアル。さまざまな部署のメンバーが協力し合って進めたプロジェクト
※こちらの記事は、2020年12月に公開したものです。
2020年11月末、47グループの東京オフィスがリニューアルしました。
背景にあったのは、コロナの影響でリモートワークを取り入れるなど、働き方が大きく変化したこと。出社率が減って固定席が余ってしまう一方、Web会議の頻度が上がって個室が足りなくなるなど、さまざまな課題が出ていました。
オフィス移転・内装・家具ECなどのワークプレイス事業を手掛ける47グループとしても、新しい働き方にオフィス自体を適応させたいという思いが強く、レイアウト変更を行うことになりました。
レイアウト変更前の東京オフィス
今回のレイアウト変更は、さまざまな部署から有志メンバーが集い、約4ヶ月かけて進めてきたプロジェクトでした。
各々で新オフィスのコンセプトを考えてプレゼンしたり、
家具メーカーさんのオフィス見学に行って、家具選びのヒントを得たり。
プロジェクトメンバーは業務の合間を縫って毎週のように打ち合わせを重ね、オフィスレイアウトを決め、家具を選定し、リニューアル後の運用についても取り決めていきました。
そして、いよいよ迎えたレイアウト変更前日。
社内にいるメンバーに協力を仰ぎ、ダンボールに詰めた荷物を運び出したり、オフィス内の家具を解体していきます。
力持ちの男性陣はもちろん、女性陣もお手伝い
物が運び出され、徐々に視界がスッキリしてきました
なかでも印象的だったのが、1人用の防音ブース「Framery」の大移動。
350kg以上あるため持って運ぶのが難しく、数人がかりでなんとか台車に乗せ、オフィスの端から端まで引っ張って動かしました。
そして、翌土曜日に新しい家具の搬入や組み立て、電気工事などを実施。
この日も、プロジェクトメンバーに加え、お手伝いしてくれる有志に出社してもらい、みんなで力を合わせて作業を進めました。
前日に解体した家具をトラックに積み込んだり、
新しいデスクを組み立てたり、
ソファを並べて配置したり、
ほぼ丸1日がかりでの作業となったため、メンバーは疲労困憊でした(笑)
こうして、大勢のメンバーが力を合わせ、ついに新しい東京オフィスが完成しました!
新オフィスのレイアウトのテーマは「アジリティ」。目まぐるしい環境変化に対応するため、機敏性の高さを重視しました。
固定席から完全フリーアドレスへと運用を変更し、出社するたびに違う席に座るルールを導入したので、毎日視界が変わって新鮮です。
今後もフレキシブルにレイアウトを調整できるよう、キャスター付きの家具がかなり増えました。
こちらは、台形のデスクを複数並べているエリア。組み合わせ次第で、自由にレイアウトを変えられるようになっています。
窓際のソファも人気なエリア。
感染症対策と目隠しを兼ねたパーテーションがついているので、集中して作業するのにピッタリです。
よくよく見ると、ところどころにカラフルなカーペットが使われていて、以前のオフィスよりもポップな印象になりました。
こちらはエントランス脇の会議室。
使っていないときはこんな感じですが、実は吸音のカーテンで仕切れるようになっていて‥‥
このように半個室にすることもできます。
隣にあるガラス張りの会議室にも、適度に視線を遮ることができるカーテンをつけました。
ワークプレイスの事業を手掛ける47グループにとって、オフィスはメンバーが顔を合わせてコミュニケーションを取るための大切な場所です。
リモートでは薄れてしまいがちなカルチャーを再認識したり、同じ空間で働くメンバーの熱量を感じられたり。全員で集まることが難しいコロナ禍だからこそ、改めてオフィスの価値は高まっていると思います。
今回のレイアウト変更プロジェクトでは、大勢のメンバーで力を合わせて作業することで一体感が強まり、自分たちの手でつくったオフィスに一層愛着を感じられるようになりました。
面接などでご来社される際は、記事では伝えきれなかった新オフィスのこだわりや、メンバーが働いている様子をぜひ間近で感じていただけたらと思います!