対局中の思考(最強戦予選)

最高位戦の醍醐です。
先日麻雀最強戦2020プロ雀士ランキングベスト16大会に出場してきました。

まず16人を4卓にわけ、トップを取った4人で麻雀を打ちそこでトップを取れば優勝、年末の最強戦本戦に出れるというもの。

要するに2連勝して下さい、2着も4着も条件は一緒。トップ以外は無価値というわけですね。シンプル。

自分はB卓でした。同卓者は
・麻雀連盟 西川さん
・協会 矢島さん
・ミュー むくさん
というメンバー。矢島さんは麻雀一緒に打ったことも、話をしたことも何回もあるので面識ありますが、他のお二人はほぼ初対面でした。
ちなみに西川さん、むくさんとは待ち時間に結構話をしましたが非常にいい人でした。
矢島さんは控室でメイクと筋トレをしてました。

今回はこのB卓のオーラスの思考を書いていきたいと思います。
以下が配牌です。

画像1

まず条件を確認しますと、自分はトップ目ですので何でもあがればトップ。
矢島さん、むくさんも供託が2本あるので何でもあがればトップ。
西川さんは親番なので連荘必須(あがりヤメはありません)

この配牌を見て打つのは1mなんですが、主に考えていた事は
「8mと8s出たら鳴こうかなぁ、6pはどうしようかなぁ」
でした。
この時点(まだ1巡目ですが)は全部鳴こう、と思ってから1mを打った記憶があります。

その後8p、南、3pと引いて以下の牌姿になります。

画像2

対面の親西川さんが5p6pを手出ししてきました。
これは47pが薄いから、という理由ではないので
・手役に56pの両面ターツがいらない
・カラ切り
ということになるんですが、連荘必須のこの局面だとどちらのパターンにしても「まぁまぁ早そうだな・・」と思ってました。

打つ牌は8p。因みにここでは4pと南だけ鳴こうと考えていました。

するとこの8pを対面の西川さんがポン。
多分トイトイです。
そして矢島さんも間髪入れずに發をポン。

もう一気に終盤です。

画像3

6s打ち。
78m8s南はポン。4pはチーします。

その後むくさんが7sをポンして前巡に打っている9sを切ります。
役はタンヤオ、19字牌しか河に並べていませんが9sに手をかけるということは1シャンテンでもおかしくないな、と考えていました。


そこに4sをツモります。

画像4

場況はこんな感じです。

画像5

この時の思考を文字に起こします。

「矢島さんは7pツモ切り、次6p打ち。8pポンされているから自然な進行だが7p打ちの時の迷い方からまだ苦しい形が残っているな。。
西川さんは6p5p落とした後に白、西、7s手出し。重なりそうな牌を探している感じ。
一番スピード感があるのはむくさんか。しかもタンヤオで手牌構成が全く分からない。。
この後手なりで4s打って78m8s南をポン、4pをチーの進行だとむくさんのタンヤオにスピードで追いつける気がしない。いろいろ打たなきゃいけなくなるし。
4sはむくさんには大丈夫そうだけど縦には重なりそうだからチートイor親のアガリにかけてピンズの789p落とすか・・・」

8pからか7pからか少し迷いましたが、自分のチートイがあまり現実的ではないので隙の少ない7pから打ちました。

その後西川さんが6mを678mでチーして9p打ち。(西川さんは1打目に9mを打っています)
次巡ドラの3mを234mでチーして9p打ち。

画像6

「西川さんは5p6p打った時はトイトイだったことはほぼ間違いない。
自分が7m8m両方トイツだから白、西、7sを打った時に矢島さんに打ちづらい78mを持ってきたように見える。。
残っている手牌はタンヤオか役牌か、、
ここで親に2900は3800を放銃すると自分は24400点。トップの矢島さんとは2400点差で2本場か。。。
ここは南を打とう。南を持っている人がいるとしたら西川さん>矢島さん>むくさんの順番だし。
頼む、当たってくれ・・・」

この南を矢島さんがポン。
西川さんの場に生きている役牌が全滅し、西川さんはタンヤオ確定となります。

そして4sを重ねてこの牌姿

画像7

「矢島さんのポン出し3mはテンパイに見えないな・・・
もしテンパイなら3mはむくさんが打ったタイミングで打てた可能性が高い。。関連牌が何かこの後出てきそうだな・・
それにしても西川さんにタンヤオで当たりそうな牌が全くわからない・・・
トイトイの名残で2mか4mの周りかと思ったけど3m通過したしなぁ・・・
一回降りたものの1m7p8pは全部打てる牌だから(1m2枚切れだから矢島さんへの1m単騎もない)、78m48sはポン、4pはチーしよう。」

これが瞬く間に3つポン出来て以下のテンパイが組めます。

画像8

おおおおおおおおお
上手くいったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
4pそこまで悪くないぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

この時完全に浮かれてましたね。これが敗因かもしれません。
この時は
「矢島さんはまだテンパっていなそうだな・・・」
という思考は遥か彼方に消えて、4pがどこにありそうかだけを考えていました。(むくさんが7p少考手出しがあったので、主にむくさんのピンズの形)

矢島さんがテンパイしていない場合は次の手出しで、3m周りの牌が出てきて(多分5mか1m)67pとマンズターツを嫌ったテンパイが入ってしまいます。
残りのターツはまぁまぁの確率で14sとピンズの下になっていそう。
だから西川さんから4sが出た場合はポンして3p単騎を考えて準備しておくべきだったかなー

と思っています。実際するかはわかりませんが準備出来ていなかったのは反省点かなーと思っています。

結果は西川さんから4sが打たれて矢島さんがチー。
4pを頭ハネされて矢島さんがトップとなりました。


こんな感じの事を考えながら対局しています。

昨今はコロナ騒動で麻雀関係の放送も自粛や延期が進み、次にいつこんなnoteが書けるかわかりませんがその機会は是非お願いいたします。

読んでいただきありがとうございましたm(__)m



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
38
最高位戦A1リーグ所属醍醐大です! 主に麻雀の事について書いていきます。 皆さまよろしくお願いしますm(__)m
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。