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MTGデッキ「軍団展開」

 今年の春からMTGを遊び初めて、通勤時間とかも勤勉にアリーナをやっている。

 ほんとはネットでいろいろデッキ構築の指南とか、強い人のデッキとか見て勉強したほうがいいんだろうな~と思いつつ、いまだに対戦相手の戦い方を参考にしつつ自力で組んでる。

 8月は初めてランク戦でダイアモンドランクに行って、今月も月末滑り込みでダイアモンド3まで行けたのだが、こないだ戯れに組んだデッキが勝率が良く、内容も面白いので覚書として記録しておく。

🌞白単デッキ「軍団展開」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
24 平地 (WOE) 262
2 薄暮軍団の決闘者 (MOM) 11
4 忠義の徳目 (WOE) 38
2 ファイレクシアの宣教師 (DMU) 27
2 ギラプールの守護者 (MOM) 16
2 毅然たる援軍 (DMU) 29
4 包囲の古参兵 (BRO) 25
3 大天使エルズペス (MOM) 6
3 ファイレクシアの立証者 (ONE) 27
4 舞い降りる見張り (ONE) 35
2 威厳あるバニコーン (WOE) 25
2 神憑く相棒 (NEO) 38
1 輝かしい聖戦士、エーデリン (MID) 1
2 婚礼の発表 (VOW) 45
1 鋼の熾天使 (BRO) 38
2 人狐のボディガード (WOE) 39
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 組んだきっかけは「カードタイプのバランスを無視したデッキを組んだらどうなるんだろう」という思い付き。
 ひたすらクリーチャーを出し続けることで勝てるのか?という問い。

 軽量クリーチャーを大量に展開する白らしいデッキから、ほかの呪文をごっそり抜いてみたら…という実験で作った。

 バランスが悪いのでひどい目に合うかと思いきや、これが思いのほか勝率が良く、これのおかげで今月はランク戦をどんどん上がることができた。
 単色であることとクリーチャーを必ず引けることで、初期手札で事故ることがほぼなく、安定性が高いのもよい。

◆◆◆クリーチャーでない呪文は3種類 9枚◆◆◆
 ただ、それらの呪文が有するのもクリーチャーを展開するか改善するかだけの能力である。以下。

婚礼の発表 2枚
 おなじみの強力なエンチャント。クリーチャートークンを展開し、最終的に全員のサイズを底上げできる。早期に除去されることも多いが、1体でもトークンが出せればまぁいいやの精神で前向きに運用。

忠義の徳目 4枚
 エルドレインの森が誇る超強力エンチャント。はじめはエンチャントを入れすぎるとデッキコンセプト(実験の趣旨)から外れると思っていたが、よく考えたらインスタント部分はただのクリーチャー展開だった。
 騎士トークンも超優秀で、インスタントで出してブロックもできるし、警戒持ちなので飛行をつけてやると侮れないアタッカーになる。インスタント部分が2マナなので初期手札にいっぱい出てきても事故らないため、4枚入れた。
 薄暮軍団の決闘者と一緒に出ていれば毎ターンドローも始まりやばいことになる。

大天使エルズペス 3枚
 もともと天使デッキが好きなのでよく使っていたプレインズウォーカー。クリーチャーを展開し、クリーチャーを改善し、クリーチャーを展開する。シンプルだ。
 トークンが絆魂持ちなので長期戦の持久力向上に役立つし、並べたクリーチャーにこいつで飛行を付与してとどめを刺すことも多く、非常に頼りになる。

◆◆◆頼もしいクリーチャーたち◆◆◆
 クリーチャーの中でも特に頼もしく、役に立っているやつらがいる。以下。

舞い降りる見張り 4枚
 低コスト優良クリーチャーの極み。1ターン目から展開したり余剰マナで展開したりでき、飛行・警戒持ちなのでカウンターをどんどん乗せてやることでエースアタッカーにも育つ。

包囲の古参兵 4枚
 毎ターン+1/+1カウンターを乗せる鬼神。特に薄暮軍団の決闘者と組み合わせると毎ターンドローが可能になり包囲が加速する。

ギラプールの守護者 2枚
 自軍クリーチャーを一時追放にまた戦場に戻す。神憑く相棒にかけてまたドローしたり、毅然たる援軍にかけてまたトークンを出したりする。
 ただ、基本的には単に3/3の飛行アタッカーとして編入している。

ファイレクシアの立証者 3枚
 おなじみの無法者。強い反面、除去を使われれば一瞬で消されるが、このデッキはクリーチャーを毎ターン出し続けているゆえにこのカードが出るまでの段階で除去手段が息切れしていると思われるケースも多く、意外と生き残る。
 こいつで相手クリーチャーを攻撃をけん制している間にどんどんクリーチャーを展開しつづけられる、防御のかなめ。
 基本的にはブロック要員のため動かさないが、忠義の徳目さえ出てしまえばこっちのもので、タップを気にせず攻撃に参加できるためやりたい放題になる。

人狐のボディガード 2枚
 とにかくデッキ中唯一の除去手段。これでクリーチャーを封じられる以外は、ただ相手の行動を傍観するほかない。

◆◆◆未来へ…◆◆◆
 とまぁこんな感じ。あまり勉強もせず組んでいるのでベテランから見ればアラだらけだろうけど、今のところ非常に楽しんで使えるデッキなので、満足している。
 ただ、ワイルドカードが足りずに望む数入れられなかったりといったカードもあるので、今後もこれをベースにひとつのデッキの型としていろいろ試してみたい。

金くれ